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その11 SFC修行4(0泊3日、中国国際航空でシンガポール往復 前編)

2019年1月12日(土)から14日(月)の連休を利用して、先週に引き続きシンガポール往復によるSFC修行を行いました。

1月12日(土)〜13日(日)
19:30羽田国際空港発→22:30北京首都国際空港着 CA168便
00:10北京首都国際空港発→06:30チャンギ空港着 CA975便

1月14日(月)
00:15チャンギ空港発→06:20北京首都国際空港着 CA970便
08:35北京首都国際空港発→12:50羽田国際空港着 CA181便


中国国際航空を利用
2週連続シンガポール行きで、同じ経路ではつまらないので、スターアライアンス・メンバーの中国国際航空にしてみました。0泊3日、機内2泊という前回以上の強行日程ですが、今回はシートがフルフラットになるビジネス・クラスです。

前回、「お金がないからプレミアムエコノミーがせいぜい」と書きましたが、ビジネス・クラスといっても費用的には前回のANAのプレミアムエコノミーが142,660円であったのに対し、今回の北京経由の中国国際航空は146,100円と、ほとんど価格は変わりません
これでビジネス・クラスですからお得です。

だったら前回も「中国国際航空にしておけばよかったじゃないか」と、SFC修行僧以外の方はお考えだと思いますが、もともとこんなバカげたことをする理由がANAのプレミアム・メンバーの資格を得るためです。その条件に「必要獲得プレミアム・ポイント50,000ポイントのうち、半分の25,000ポイントはANA便である」必要があり、安いからといって他社便を多くするわけにはいかないのです。


中国国際航空は「遅延が激しい」などブログで散々な評判ですが、たまたまかもしれませんが今回のフライトは全くのオンタイムで、航空会社の対応(受付カウンター、CAさん)も、サービス内容も私には非常に好ましいものでした。 


羽田空港国際線
今回は羽田空港発着便です。
羽田空港へは、自宅のある駅の隣駅から空港行きバスが出ているので、それを利用します。リュック一つですから気軽なものです。
羽田空港国際線ターミナルは自分が利用するよりも、送り迎えで来ることの方が多いかもしれません(最近海外旅行してなかったし)。
午後5時前に空港到着。3階出発フロアへ。

中国国際航空はANAのSKIPサービスのようなものが日本では導入されていないのでしょうか、今回はカウンターで搭乗券を発券してもらいます。
中国国際航空のカウンターを探すと、なんと
一番奥まったところにある「L」カウンター。
カウンターはオープンしていたようですが、まだ時間もありますので、上のフロアのモスバーガーでコーヒーを飲んで時間潰しをします。


このターミナルに来るたびに毎回思うのですが、狭いターミナルながら広めにスペースを取っている割に、誰でも座ることが出来るシートが少ない。それぞれのお店も席が少ない。だからコーヒーだけなのにモスバーガーに来ちゃう。
2020年までに羽田空港そのものの発着枠の増加に伴い第2ターミナルに国際線が乗り入れることから、現在の国際線ターミナルは「第3ターミナル」となるようです。増加分が第2ターミナルに流れるとして第3ターミナルが現在のキャパのままであっても出国前(到着待ち出迎え)の人のための施設を充実させてほしいものです。


モスバーガーにあまり長く居座っても申し訳ないので、コーヒーを飲み終わって失礼します。
カウンターに来ましたが、まだ時間は早いようで中国国際航空のお客さんは多くありません。ビジネスカウンターなんて言わずに空いているカウンターでさっさと発券してもらいます。

搭乗券をもらい早速保安検査所に。
おっ「L」カウンターの、こんな端っこに保安検査所があります。ここまで来ることはないので知らなかった。ビジネス・クラスなので意気揚々と
優先保安検査所の入口から入ろうとしますが「このチケットではここからは入れません」とのこと。

あっそうなんだ。
ANA国内線は上級資格とプレミアム・シートのお客さんは、それらの人専用の「プレミアム・チェックイン」が出来ますよね。断られた優先保安検査所に中国国際航空のマークもあるから、上級資格ではないけどプレミアム・シートと同様の感覚でビジネス・クラスも入れるものだと思っていました。恥ずかしい。

と言ってもすぐ隣にある普通の保安検査所はガラガラです。
「ふん、別に羨ましくないやい」てなもんです。


ラウンジへ
さっと保安検査を通過すると、成田空港同様、免税店などが並ぶ華やかな通路になっています。
先ほどの発券カウンターで、ANAラウンジが使えるということで、その場所を書いた
案内図をもらいました。この案内図が、A4サイズの紙に4つほどこの案内図を貼り付けてコピーし、ハサミやカッターではなく下敷きでビリっと切ったような適当さです。笑
しかも
何回コピーしたのと言いたくなるような文字の滲み具合です。そのいい加減さに親しみを感じます。笑

搭乗ゲートは141番。
一番遠いゲートです。その道すがらANAラウンジがあるのでそこで時間まで過ごします。
ということでゲートに近い方のラウンジに行くと、あれ?閉まってる。
営業時間外でした。よく見ると案内図にもちゃんと書いてあります。自分の、このいい加減さが中国国際航空に親近感を持つ理由かもしれません。笑

すぐ隣にカード会社のラウンジもあるので、そちらでいいかと一瞬考えましたが、「いや、ここはANAラウンジにこだわるべき。」と自分自身、何に対するこだわりか分かりませんが、その時はそう思って、わざわざ来た道を戻ります。時間もありましたしね。

出国審査をした場所を少し過ぎたところにラウンジ「本館」がありました。
やはりエスカレーターを上がっていくとファースト・クラス、ダイヤモンド会員用の「SUITE LOUNGE」と横並びで「SUITE」がつかないラウンジがありました。

このラウンジも受付の横から狭い通路を抜けると、パアッと視界が広がる作りになっています。

ラウンジは広い上に滑走路に面した窓が大きく、すでに陽が落ちた冬の風景に飛行機が浮かび上がる様に、頭の中でJetstreamの音楽(Mr.Lonely)が流れます。あっ失礼、あれはJALでしたね。もとい、頭の中に葉加瀬太郎さんのAnother Skyが流れます。
窓際のカウンター席でそんな物想いに耽りながら、全くそぐわないお稲荷さんをいただきました。
イラスト:葉加瀬アカデミーon twitter


食べてしまえばやることもないのでANAラウンジを出て、ついでに先ほど閉まっていたANAラウンジの隣にあるカード会社の「スカイ・ラウンジANNEX」に寄ってみました。
中は先ほどのANAラウンジほど広くはありませんが、清潔で落ち着いた雰囲気が感じられます。たまたま近くに利用者がいらっしゃらなかったので、写真を撮ってみました。ソフトドリンクは無料ですが、アルコールは有料、シャワーも有料で使えるようです。

こちらもコーヒーを一杯いただいている間に、搭乗時間も近づいて来ました。
通路に出て直角に曲がり、さらに通路を一番端まで歩いてようやく141番ゲートまで到着です。
ゲートそのものは
通路の下のフロアで、エスカレーターで降りて行くとすでに皆さん、並んでいらっしゃいます。ビジネス・クラスはちょうど優先搭乗が始まったところでしたので、普段なら行列から少し離れた椅子に座って最後の方に搭乗しますが、待っている理由もないので今回はそのまま優先搭乗させていただきます。


中国国際航空機に搭乗
座席配列は1列あたり2席×2席×2席の配列。
今回の北京を経由したシンガポール往復4フライトは全て座席配列は同じでした(仕様は違っているものもありました)。

やはりビジネス・クラスですねぇ。
前回のプレミアム・エコノミーよりもさらに座席幅が広い!
シート・ピッチも写真に撮ってみましたが、
普通に足を伸ばしても届かないくらいです。それでは写真にある「足置き」は意味がない?いや、あるんです。

今回のSFC修行はビジネス・クラスの利用はここだけのはずでしたが、全部終わってみると、ここ以外にも2回(2社)利用しました。
その比較でいうと。窓側2席のスタイルは中国国際航空だけです。他の2社は窓側1席と中央2席の1列1席×2席×1席という配列でした。隣のお客さんを気にしなくていい、プライベート感はシートの構造もあって他の2社の方が優れています。しかし
中国国際航空の座席はシート・ピッチが広く、前や横に何もない空間なので、広々と感じます
ただ座席の間の仕切りになっているテーブル?は共用なので、どれくらい使っていいの?と、
お隣さんを意識しちゃいます。
だから、これでお隣にどなたもいらっしゃらなければ最高なんですけど、残念ながら4フライトともお隣さんはいらっしゃいました。笑


ウェルカム・ドリンクと機内食
最初にシャンパン、トマトジュース、オレンジジュースをトレーに乗せたCAさんからウェルカム・ドリンクを勧められます。
お酒に強くはありませんが、昔の日本人なので特別感を感じる
シャンパンを選びました。
空になるとお代わりを勧められるのも嬉しい。
勧められるままに飲んじゃいます。その貧乏根性が悲しい。涙

機内食は最初に四角いお盆を9つに仕切ってその中に1品ずつ盛られた和食の「八寸」的なものが出て来ました。「喜び御膳」と書かれており、「おせち料理」いう説明が書かれていました。残さずいただいたら、先ほどのお稲荷さんがまだこなれていなかったのか、シャンパンの炭酸が効いているのか、結構お腹いっぱいです。
主食はご飯と中華だったようですが、そちらはパスし、デザートのフルーツと和菓子をいただきました。

食後、暇潰しに本を読んでいると、機内が暗くなってきたので、「あぁ、寝ろということですね」と素直に寝ることにします。
この時、椅子をフラットにすると、先の「足おき」までシートが倒れていき繋がった状態になりました。足置きではなく、
ベッドの一部だったわけです。

ANAのビジネス・クラスで代表的なスタッガード式シートは、フルフラットにした時、足先は足を乗せるのがギリギリのスペースしかありませんが。中国国際航空の場合は、写真のようにリュックを置くことが出来るくらいです。

先ほど書いたように、今回の修行で3回(3社)ビジネス・クラスを利用しましたが、その中で、毛布に一番厚みがあって暖かい
先週、ANAプレミアム・エコノミーでシンガポールを往復した時は、途中からたたんでしまっていたダウンを引っ張り出して着て、その上から毛布をかけても少し寒く感じたくらいでした。
厚手の毛布のおかげで、そんなに長い時間ではなかったけど、結構深く眠った気がします。


北京首都国際空港
機は定刻通りに到着しました。
何と
沖留め!外に出ると寒い!おそらく零下だと思われます。
迎えのバスの担当者も寒そう。ビジネス・クラスでありがたかったのは、最初に飛行機から降ろしてくれて、そのままバスに乗れたこと(小さなお子さん連れの方がいらしたら申し訳ないけど)。

バスは空港建物の「国際到達」に着き、エスカレーターを上がると歩きます。とにかく歩く。空港の大きさを感じます。

しばらく歩くと検疫所が現れます。通過する時に体温を測っているのでしょうね。その先、右側が中国への入国ゲート。トランジットはそのすぐ先、突き当たりのところ。

突き当たりを右に曲がったところが急に狭くなっていますが、ここでパスポート・チェックがありました。パスポートをスキャンし、ゲートが開くと、次に係官に航空券を提示しハンコを押してもらいました。

パスポートのチェックを通り抜け、エスカレーター(又は階段)を降りると保安検査所です。エスカレーターを降りて時計回りに階段の裏に回り込むように、列を作ります。

ここからがまた長く感じました。
比較的早めにここまで来たから前に並んでいる方はそんなに多くありません。
上の右側の写真一番、手前の男性(私の直前に並んでいらした方)が
カメラマンだったようで、カメラを複数台カバンに入れていました。X線で確認するコンベアが何度も戻され、その都度係官に「カメラを出せ」「ケーブルもだ!(意訳)」とか「バッテリーを出せ」とか指摘されています。
カメラやスマホ、バッテリーはカバンから出して別のトレーに入れろ、上着は脱げと
目の前の注意書きにあるだろ!私も読めないけど単語やイラストで分かるぞ!と言いたくなりますが、気が小さいので言えません
愛想がない係官だけど、ここまで注意書きを無視する人がいるんだと、少し同情します。

長く感じた保安検査ですが、実際には15分程度で抜けることが出来ました。
航空会社の上級資格を取ることが出来ても、トランジットの保安検査には優遇措置はありませんよね。
北京からシンガポールまでの搭乗券には出国ゲートの記載がなかったので確認すると、また端っこ・・・。

とりあえず場所とどれくらい移動に時間がかかるかを確認しにゲートまで行ってみます。約5分程度と分かったところで、出発までの1時間弱を中国国際航空のラウンジに居させてもらうことにします。
場所がよく分からず、見つけたのは「
ファースト・クラス・ラウンジ」と書かれたラウンジでしたが、入れてくれなければ「そこで場所を聞けばいいや」と受付に行ったらすんなり入れてくれました
いいのかよ、中国国際航空。

30分ほど時間を潰し、先ほど確認したゲートに戻ります。
座席の仕様は先ほどと同じです。
ロクシタンのアメニティ・ポーチが置いてありました。私はお泊りセットを持ち歩いているので使いませんが、ロクシタンならお土産になるかと持って帰ることにします。
午前0時10分。シンガポールに向けて出発に遅れはありません。シャンパンを2杯ほどいただいて、1時間もしないうちに眠りにつきました。

(中編に続く)


その10 SFC修行3(シンガポール弾丸往復)

2019年1月5日(土)。
今日からが本来の私の
SFC修行のスタートになります。

今回の行き先はシンガポール。
18:05成田国際空港発→00:40チャンギ国際空港着 NH801便
06:35チャンギ国際空港発→14:30成田国際空港着 NH802便
0泊2日、滞在時間
6時間のシンガポール弾丸旅行です。


席は往復プレミアム・エコノミー。
プレミアム・ポイントを稼ぐことが目的なので、本来はビジネスやファーストなど積算率の高い席を選びたいところですが、庶民代表を任じる私には、予算との兼ね合いでプレミアム・エコノミーがギリギリの選択です。泣


カード会社のラウンジに寄ってみた
成田空港には車で来ましたが、混んでいることを想定して早めに出発したら、全くそんなことはなく、かなり早めの午後2時に到着。食事をした後、時間があるので出国前に使えるカード会社のラウンジに行ってみます。
スターアライアンスが利用する第1ターミナル中央5階にはIASSエグゼクティブ・ラウンジ1があります。ソフトドリンクと簡単なおつまみは無料ですが、アルコール(缶ビール又は缶ウイスキー)は1杯だけ無料で飲めるようです。
IASS公式ホームページより

内部はそれほど広くありませんが、清潔に感じます。
おそらく普段は落ち着いたラウンジなのだろうと思いますが、今日に限って言えば日本で休日を過ごしてお帰りになるのであろうと思しき外国人の方であふれかえってガヤガヤしていて、とても落ち着いた雰囲気とは言えない状況です。
またトイレも一旦、ラウンジから出なければいけないのが、ちと不便です。

私も入口でカードと搭乗券を提示し、他のお客さんのトランクをかき分けながら座ってはみたものの、落ち着きません。
私はとりあえず炭酸飲料をいただき、早々に退出しました。


目指せ!専用保安検査所
そうなると、もう他にやることはないので出国することにします。
既に「チェックイン完了のお知らせ」メールが届いていて、メールの中身は「Bording Pass(バーコード)」ですので、ANAカウンターには立ち寄る必要なく、そのまま保安検査所に向かいます。
夕方の混雑前に通過するせいか、それほど混んでいません。いつもこの程度ならいいのに。
搭乗券代わりのバーコード(左)、保安検査所に向かう人々(右)



私がSFC修行を行う最大の理由が、この保安検査所のスムースな通過です。
普段なら混んでいるこの保安検査が、SFC会員なら専用の保安検査を利用出来ることにメリットを感じています。
上の写真の「出発口↑↑↑」のすぐ右隣にスターアライアンス・ゴールド会員専用の保安検査所があります(写真下)。
SFC会員はスターアライアンスのゴールド会員ですから、他国の空港のスター・アライアンス系航空会社でも同様のメリットを受けることが出来るはずです。

成田空港では、この専用保安検査所の他に、さらに向かって右側の角を曲がったところにある「Z」カウンター(アライアンス用ファースト・クラスとANAダイアモンド会員専用入口)の、さらに奥には、下の写真のように、ANA上級資格専用の「プライオリティ・レーン」もあります。


出国
保安検査所を抜けたら上級資格者も、私のような一般人も、扱いは同じ(それでもVIPは専用の審査場所があるんですけどね)。通路を右に進みます。

階段(エスカレーター)を降りて出国審査のフロアに。
先ほど同様、夕方の出発ラッシュ前のため、それほど並んでいる人はいらっしゃいません。
出国審査は今や完全自動化され、パスポートをスキャンし、次に鏡(カメラ)に向かって顔が認識されるのを待つだけ。あっという間です。
あれ?最近まであったはずの出入国のハンコは無くなっています。
パスポートのスキャンなどが終わったところで、希望者は出国証明としてハンコ押してもらえます


割と静かだった出国審査を抜けると、数多くの免税店が並んでいて、しかもどこにこれだけの人がいたの!というくらい賑わっています。
とりあえず暇潰しに売店エリアをぐるっと周り、出発ゲートのあるターミナルへ移動すると、シンガポール行きは「機材到着遅れ」で、出発も30分遅れる予定とのこと。


ANAラウンジへ
それならばと、「チェックイン完了のご案内」のe-mailに「Lounge Invitation: ANA LOUNGE」とあったので、ゲートの近くにあるANAラウンジに少しの間行ってみることにします。
ぐるっと四方をゲートに囲まれた真ん中にエスカレーターがあり、上のフロアにANAのラウンジがありました。

受付のお姉さん方は他の方の対応に忙しいようなので、勝手に受付カウンターにあるバーコード読取機に携帯のボーディング・パス(バーコード)をかざし、そのまま入っていきます。
誰も何も言わないから、問題なかったんだと思います。

ラウンジに抜ける少し長めの通路は、シックな黒い木製の壁、ラウンジそのものも全体が落ち着いたトーンです。先ほどのカード会社のラウンジと違って静かだし混雑もしていません。
なるほど、これなら搭乗時間を待つ間、ゆっくり出来るというものです。

写真を撮ってくればよかったのですが、自意識過剰で「ラウンジなんか来たことがないジジいが記念に写真を撮ってる」くらいに思われている気がして、なかなか全体風景を撮る勇気がありません。
撮ったのは「お、こっちの方を向いている人がいない」というタイミングで、食べ物が置いてある場所だけです。ナンノコッチャ。

せっかくですので、小さくカットしラップされたサンドイッチをいくつかと炭酸飲料をいただきました。
ごちそうさまでした。


飛行機に乗り込む
搭乗時間も近づきましたので、そろそろお暇(いとま)し、ゲートに戻ります。
私が予約したプレミアム・エコノミーは優先搭乗などありませんので、搭乗待ちでも、少し離れたベンチにいつものように座り、皆さんの搭乗がひと段落するのを待ちます。

搭乗したら座席にスリッパが置いてあったので早速履き替えます。
スリッパには靴べらが付いていました。今回はスニーカー(でも革製)ですから、あまり必要ありませんが、革靴なら絶対便利です。
その後、CAさんがマスクやイヤプラグ、アイマスクなどを「ご入用でしたら」と持って来てくださいましたが、いつもお泊まりセットを持っている私にはあまり必要なさそうなので、いただきませんでした。


さあ出発・・・いつまでたっても動きません。
「機材遅れのため」出発が遅れているとのアナウンス。結局、1時間近く遅れて出発しました。


機内食はエコノミーと違うようですけど、エコノミーであることに変わりありません。一つのトレーで全部一緒に出てきます。
一つの皿は巻き寿司に枝豆。一つはささみとごぼうのゴマソース和え?。メインディッシュはライスが敷いてある唐揚げやフライドポテトほか蒸し野菜などが一緒に盛られたものです。
前にも書きましたが、機内食はあまり好きではありません。

巻き寿司とささみのトレーは食べましたが、メインは、油が回って(?)シットリした唐揚げだけいただきました。食べておかないとお腹空きますから。エコノミーで出されるクラッカーとkiriのチーズを挟んで食べるのは好きです。
食後のハーゲンダッツのアイスも美味しくいただきました。
機内食クラブさんの写真を使わせていただきました。→ここをクリック


食事をしたら、動かないので眠くなります。
2時間くらい寝ていましたが、目が覚まてしまったその後は、読書(堅めの本を持って来たけど全然頭に入ってこない)と、iPadに映画(「湯を沸かすほどの熱い愛」)をダウンロードして来ていたので、自前のヘッドホンでそれを見ます(買ったやつです)。映画館ですでに観た映画でしたが、映画館ではボロ泣きでした。助演の杉咲花さんの演技が光ります。


シンガポール到着
ようやくシンガポール・チャンギ国際空港に到着です。
「機材到着遅れ」は結局全部を取り戻せず到着した時は、午前1時を少し過ぎていました。
飛行機を出て長〜い通路を歩きます。
チャンギ空港は、羽田や成田空港と違って出発の経路と到着の経路が分かれておらず、通路の途中にたくさんの搭乗口がありました。多くの人がその近辺で仮眠をとっています。
順路に従って通路を抜け、エスカレーターを降りるとイミグレーションがあります。この時間はANA以外の到着は少なかったようで、ガラガラでした。

審査官は、ガラスなどで区切られていないオープンなスペースの机に座り、入国審査を行います。私の場合は数時間でまた日本に戻るのに、滞在目的など何も聞かれません。

おかしいでしょ?
入国カードには滞在先など書かれておらず、出発も今日になっているんですよ?
聞いてよ。
聞かれても理由は答えられないけど。
もしかしたら、日本からはこうした変な旅行者が結構多くて「ああ、また修行僧か」と、審査官も慣れているのかも。笑

入国のハンコを押してもらって、スムーズにシンガポール入国です。
すでに午前1時半。


MRTに乗る?
今回は、MRTという公共の電車に乗ってマリーナ・ベイ・サンズの建物だけでも眺めて来ようと考えて来ました。ちょうどここ、第2ターミナルに駅(Airport Station)があるようです。
MRT方面に向かって歩き出しますが、「MRT(下矢印)」と書いてある表示のエスカレーターが動いていません。
「まさか運行していない?」
「いやいや、シンガポールほどの24時間空港で公共交通機関がないはずはないでしょう」との思いが交錯しながら、長いエスカレーターを2階分ほど下って駅に着くと、正解は前者。
「日曜日は午前5時55分再開」だって。

歩いて降りて来たエスカレーターを、今度は「登って」いきます。
その遠いこと。


Wi-Fiが使えない!
さあて、それではどうしよう。
出発フロアはガラーンとしています。どこの航空会社のカウンターも留守番役を除いてどなたもいらっしゃいません。開いているのはオープン・カフェやマックだけ。ジジい一人だとちょっと入りづらい。上のレストラン・フロアにも行ってみましたが全て閉まっています。動いているのは無人掃除機くらい。

何もやることがないので、帰り便のe-mail「チェックイン完了のご案内」にも「Lounge Invitation: SATS PREMIER CLUB LOUNGE」とありましたので、さっさと出国してラウンジで休むことにします。
ちなみにこの「SATS プレミア・ラウンジ」は、ダイナースでも利用できるカード・ラウンジです。

ところがe-mailの「チェックイン完了のご案内」は、テキストを見ることが出来るのですが、バーコードが表示されません。
「?」
どうやらバーコードはスマホに取り込まれたものではなく、その都度、ネットから読み込んでいるようです。

私は2018年夏のアメリカ旅行を前に、ドコモの1日980円で当地のネットに繋がり、パケット使用量は自分の定額サービス契約範囲(30G/月)まで使える「パケットパック海外オプション」の設定をしてもらっているので、自動的に切り替わるはずです。
それが機能していない?


バーコードを通さないと、イミグレの手前に立っているゲートキーパーを通れません。試しに彼らに片言の英語で事情を話しましたが、当然ダメ。Eチケットを見せましたが、逆に日本語で「コレハ、ダメデス」と言われました。そりゃそうだ。

今度はANAのカウンターに行って留守番役の人に「助けてほしい」と言うと、カウンターから出て来てくれて自動発券機でパスポートを読み取らせようとします。けどANAのプログラムは稼働していません。笑
「3時半になったらスタッフが来るから待ってろ」と。


あ、そうなの?
もう3時半まであと30分もないじゃない。それなら、おとなしく待っていることにします。
それが判ると急に余裕が出て来て「仕方ないからジュースでも飲んで待っているか」と開いていたジュース屋さんで初めてのシンガポール・ドルでのお買い物。
お店のそばにあったベンチでひと口。
「おお、美味しいじゃない」なんて思っていた時にヒラメきます。
「そうだ。空港には無料のwi-fiが飛んでいるはず」
スマホを見ると・・・あるじゃないですか!

無料で3時間使える!
いや、3時間も要りません。この瞬間繋がればいいんです。
スマホの電話番号を入力するなど手続きを進めると、ちゃんとショート・メールにパスワードが届きました!日本を経由して届いたのかな?
wi-fiが繋がり、ちゃんとバーコードも表示されます!

今のうちにスクリーン・ショットでバーコードを撮って、wi-fiが繋がらなくてなっても大丈夫にしておきます。飛行機の搭乗時にバーコードは必要ですから!




ラウンジでひと休み
ということでイミグレを抜け、出国。シンガポール「国内」の滞在時間は2時間ちょっと?
イミグレは2箇所あるけどANAのカウンターに近い方(進行方向左側、ANA利用者なら普通こちらですよね)を利用すると、すぐそばにカタカナで「ラウンジ(右方向)」と書かれた標示がありました(写真はその標示の下から右方向を見たところ)。

エスカレーターを上がると、そのフロア全体がいくつかのラウンジになっていました。シンガポール航空はさすがに自前のラウンジ(シルバークリス・ラウンジ)を持っています。
ANAが指定したのはSATSプレミア・ラウンジ。
ダイナースなら他にも利用出来るラウンジがありますけど、とりあえず指定ラウンジに行きます。

中に入るとそれなりの大きさですが、カード会社のラウンジということもあるのでしょう。深夜にも関わらず8割の席が埋まっている状況です。
到着した時に、各ゲートが開くのを待っている人たちがいっぱいいましたので、ラウンジを使える人は当然、集まりますよね。私もですけど。


うつらうつらと眠気と戦いながらも時間が過ぎていき、午前6時ちょっと前にラウンジを出ました。
免税店の多くもスタッフが動き出し開店準備を始めています。
数時間前に来た同じ通路を今度は戻っていきますが、ゲート前で寝ている人もほとんどいなくなりました。
空港が動き出した感じです。

ゲートの前に来るとちょうど搭乗が始まったところ。
驚くことに、保安検査がそれぞれの搭乗ゲートで行われています。これだと検査待ちがほとんど発生しませんからお客さんにとっては便利がいいですが、それだけ保安スタッフが必要なはずです。
さらにゲートに入る前に日本語で「この先トイレはございません」との看板まで用意されています。
なるほど、確かにゲートを抜けると飛行機が離陸してシートベルト着用サインが消えるまでトイレに行けませんからね。いろんな国の飛行機がゲートを使うだろうに、その都度こうした看板を用意するんでしょう。

なんてお客さん思いの空港!
すごいぞ、チャンギ空港!

帰りの飛行機は午前6時35分発。
プレミアム・エコノミーの19K。来るときと違って最前列ではありませんから、その時ほどシート・ピッチは広くないけど、それでも座り慣れたエコノミー席に比べたらかなり余裕です。

帰りの飛行機の記憶がほとんどありません。
おそらくすぐに爆睡したものと思われます。気がついたら間もなく成田空港着陸というところでした。
よく寝た。笑


飛行機到着後、「到着」の標示にしたがって長い通路を歩きます。
入国審査でパスポートを再度スキャン、顔の自動認識もすぐに終わり、税関ブースを抜けて出口へ。

昨日、成田空港へ来てからちょうど1日。
なんだか長かったような、あっという間だったような不思議な体験でした。
お疲れ様です。

シンガポール行きのプレミアム・ポイントは、まだ当地でwi-fiが使える間にすでに加算されていました。
帰り便も、日付が変わってすぐに反映されました。


あっwi-fiが使えなかった件、ドコモに確認したら「パケットパック海外オプションサービスを使うかどうかはお客さまの選択です。ショート・メールが届いていませんでしたか?」とのこと。
・・・届いていました。