その12 SFC修行5(0泊3日、中国国際航空でシンガポール往復 中編〜MRTに乗る)
前回ご紹介した通り、2019年1月12日(土)から14日(月・祝日)の連休を利用して、その前の週に引き続きシンガポール往復によるSFC修行を行いました。
1月12日(土)〜13日(日)
19:30羽田国際空港発→22:30北京首都国際空港着 CA168便
00:10北京首都国際空港発→06:30チャンギ空港着 CA975便
1月14日(月)
00:15チャンギ空港発→06:20北京首都国際空港着 CA970便
08:35北京首都国際空港発→12:50羽田国際空港着 CA181便
前回のブログは、出発から中国・北京でのトランジットまででした。今回は1月13日(日)06:30チャンギ空港着に到着してから最初の目的地のマーライオンに向かうまでです。
観光プラン
やはり最初は、シンガポールのランドマークとも言える「マーライオン」に行きます。
数十年前に2度、シンガポールには来ているのですが、見たことがありません。「世界三大がっかり観光スポット」との誉れ高い?場所ですが、それゆえ同行者から「あんなところ」と、2回ともパスされた場所です。
もう一つ、行けなかった場所「ラッフルズ・ホテル」。
前回、誰と行こうとしたんだか、このホテルの「アフタヌーン・ティー」を食べようとしていたのに改装中で入れませんでした。今回は、このジジい一人ですので「アフタヌーン・ティー」をするつもりはありませんが、とりあえずどんなところだったのかを確認するためにお茶だけでも立ち寄って見るつもりです。
以上の二つを盛り込んで考えたのが以下のルートです。
定番中の定番ですね。笑
(1)マーライオン
(2)ラッフルズ像
(3)ラッフルズ・ホテル
(4)ブギス(アラブ街)
(5)オーチャード・ロード(ショッピング街)
(6)チャイナタウン(遅めの昼食/チキンライス)
(7)マリーナ・ベイ・サンズ(展望台、カジノ)
チャンギ空港到着
SFC修行に戻ります。
午前6時30分頃、ほぼ予定通りにチャンギ空港に到着しました。
前回同様、表示に従って長い通路を歩きます。
突き当たりまで進んだところに大きく「ARRIVAL」と書かれており、横に小さくですが「到着」の文字も見えます。
右手エスカレーターを降りたところにあるイミグレーションに進みます。
「TERMINAL1 ARRIVAL IMMIGRATION」と表示されています。先週利用したANAは「ターミナル2」でした。じっくり観察したわけではありませんが、それぞれのターミナルの印象にあまり違いはありません。
早朝到着のためか、今週もイミグレは混んでいません。
ただ、ここで前の週と違ったことがありました。
審査官に「トランジットか?」と聞かれたのです。
先週は数時間でとんぼ返りのスケジュールだったにも関わらず、何も聞かれませんでした。
「観光です。深夜ここを離れます。」
と答えたら、それ以上何も聞かれず入国させてくれました。
今回のように審査官に聞かれたら聞かれたで、ドキッとしてしまいます。
「シンガポール内に滞在先がない怪しい奴だ」
ということで入国を認めてもらえなかったら、どうなるの?なんてね。
トム・ハンクス主演の「ターミナル(2004)」という映画がありました。政変で帰る国を無くし、アメリカ入国も認められず、空港のターミナルに住み続ける男。・・・そうなるのでしょうか。
手元にはeチケットだけで、帰りの搭乗券を持っていませんから、一旦入国して中国国際航空のカウンターで発券してもらわないと飛行機に乗れないですよね。
eチケットが手元にあって、それを搭乗予定の飛行機のゲートで見せても、それこそ先週と同じ「コレハダメデス」ということになってしまいます。
MRTで移動
とりあえず入国出来たので、まずは先週乗れなかったMRT(Mass Rapid Transit)乗り場を目指すことにします。
このターミナルにはMRT乗り場がありません。先週利用したANAの「ターミナル2」には乗り場がありましたので、まずはそこに行かなければなりません。
4つあるターミナルのうち、3つは「Skytrain」で結ばれています。
「うん?」
右側の表示板には「MRT Station at T3」と書かれています。ここからだと「ターミナル3」の方が近いのかな?ということで、「ターミナル2」行きではなく、「ターミナル3」行きのSkytrainに乗ることにします。
5分もしないでやってきたSkytrainは、おお!無人走行車両でした!
先週は搭乗口での細かな配慮に感心したチャンギ国際空港でしたが、無人掃除機といい、Skytrainといい先進性も抜群です。羽田も頑張れ!いや、その前に成田空港の第3ターミナルへの連絡はもっと頑張れ!アクセス悪すぎ。
Skytrainは、ものの数分で第3ターミナルに到着です。
ここも表示に従ってMRTに移動します。私の場合、ガイド・ブックでMRTという乗り物があることは承知していましたが、そのチケットの購入方法について何も調べていなかったのでガイド・ブックを引っ張り出して、通路の端っこに座ってチケットの購入方法について、ここで初めて読みました。
我ながらいい加減です。笑
ナニナニ?
初めてのチケットの購入は、まず「STANDARD TICKET」の画面から「駅名」か「路線図」で行き先を選ぶのか。ふんふん。
最初はマーライオンを見に行くので「Raffles Place」という駅を選ぶんだな。
現在地から目的地までの金額の「Single Trip(片道)」1枚の料金が表示されるのね。
そこから「Return Trip(往復)」にしたり、チケット枚数を変更すると必要金額が変わっていくのか。
お金を投入すると、投入した金額が下に表示されるのか、了解。
ついでに2回目以降は出てきた券売機の上の方にチケットを置くスペースがあって、そこに乗せると、"Add Tripp"だと先ほどの駅名や路線図の画面が現れ、チャージを追加することも出来るのね。なるほど。
何とかチケットは購入出来ました。
スタンダード・チケットそのものに記載されていますが、最初に10セント(0.1シンガポール・ドル)のデポジットが加算され、3回目の乗車時に返金(refunded)され、6回目の乗車時に同額がディスカウントされるとのこと。そして1枚のスタンダード・チケットが使えるのがこの6回まで。
私がMRTに乗ったのは4回でしたのでディスカウントまでは使いませんでした。ディスカウントと言っても約8円ですが。笑
このスタンダード・チケットは厚手の紙製です。
MRTの改札は、日本の改札機のICカードをタッチする方式と同じです。日本の紙の切符を通すようなところはありません。紙製のチケットを改札にタッチするとゲートが開くのです!
なんで?
と不思議がっている間にMRTが到着したので乗り込みます。
チャンギ空港駅は地下でしたが、すぐに一旦地上に出ます。「はあ、日曜の朝だなぁ」と風景を見ていると、2つ目の(Tanah Merah)駅で乗り換えのため降車になりました。
というより今乗っていたのは、チャンギ空港と、このTanah Merah駅の間を往来している路線のようです。
MRTには、東京の地下鉄のように路線ごとのアルファベットと駅番号がついていて、Tanah Merah駅は「EW4」。イースト・ウエスト線の4番目の駅という意味でしょうか。ちなみにチャンギ空港は「CG2」。CGがつく駅はチャンギと、もう1つしかありません。笑
そして目指す駅はRaffles Place駅「EW14」。ここから10個目の駅です。Tanah Merah駅は地上高架の駅でしたが、電車はいつのまにか地下に潜ってしまいました。40分くらいだったか?でRaffles Place駅です。
地上に出たところは高層ビルの間の整備された広場のようです。日曜日の午前8時過ぎでまだ人も少なく芝のところに腰掛けて休んでいる人が数名いる程度。晴れていますが、たまたま太陽は出ていません。
非常に気持ちのいい気候です。
スマホの地図で現在地を確認すると、少し歩けば海(マリーナ湾)に出るようです。海が見えるところまで来ると、さらに気持ちいい。
まだ早い時間なので散歩がてら、湾に沿って少しだけ大回り(反対方向)してマーライオンに向かうことにします。
途中で水を買って穏やかな気持ちで歩いていたのですが、気がつくとだんだん暑くなってきている。
というより暑い!
陽射しがきつい!
もう引き返してマーライオンに向かうことにします。暑い!
(後編に続く)
ポチッとクリックしていただけると、励みになります。
にほんブログ村