その06 陸マイラー活動2(ポイント活動とクレジット・カードの入会キャンペーン)
SFC修行を決意し、同じ頃、長年愛用してきたダイナースと訣別することにし、新たなカード探しを始めます。時期はまさに2018年秋のANAカード入会キャンペーンが行われている時でした。
ダイナースに代わるメインのクレジット・カードは当然、ANAカードです。
2018年秋の入会キャンペーンです(ゴールド、プレミアム限定)。
(特典1) 下記入会特典と、さらに別に入会2,000マイル(プレミアム5,000マイル)
(特典2) キャンペーン期間中に30万円利用で15,000マイル
(特典3) ANAカードファミリーマイル登録で1,000マイル
ANAカードのメリット
ANAのホームページから見ることが出来るANAカード(クレジット・カード)は、以下の一般、交通系、ワイド、ゴールド、プレミアムの4つのカテゴリーに分けられています(合計51枚)。
そのカードの種類によって、入会・継続特典として節目に付与されるマイル数や、飛行機に乗って付与されるマイル数が異なっています。
上記一覧はANAホームページを元に若干省略して作成したものです。(2019年2月20日現在)
さらにANAカードで航空券を購入した時にも、マイルが付与されます(もちろんANAの航空券です)が、こちらはカードの種類だけでなく、発行カード会社によって違っているようです。例えば100円=1マイルの場合、20万円の航空券だと2,000マイルが付与されることになります。
私はそのことを失念していて、SFC修行用に航空券を購入して、しばらくしたらANAの自分のページにそれらのマイルが付与されていて、なんだか儲けた気分になりました。笑
ダイナースに代わるカードは?
その中でどの種類のカードを選ぶか、ということになれば、今の私はマイルを貯めることが主な目的になリますので、その観点から選びます。
単純に考えれば、ANAカードの中で、マイルの貯まりやすいのはプレミアム・カードです。
しかし、プレミアム・カードは年会費が高い。ずば抜けて高い。一番年会費が安いJCBでも75,600円(税込)。
そこで今回は、プレミアム・カードは諦め、先の入会キャンペーンを展開中のANAゴールド・カードの中から選ぶことにしました。
ANA入会キャンペーンとは別に、本来の目的であるカード会社による「入会特典」に目を転じます。
まず真っ先に候補にしたのが、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドです。ANAの入会キャンペーンとは別に、最大5万ポイントがもらえるという入会キャンペーンを展開していました。
最初の1ヶ月の間に3回利用すると2,000ポイント
最初の3ヶ月で30万円利用で6,000ポイント
同 70万円利用で3万3,000ポイント
合計4万3,000ポイントに、通常の70万円利用での7,000ポイント(100円で1ポイント)を合わせて5万ポイントというのです。
これはANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドで決まり!
・・・と思っていたところ、変える気満々のダイナースも、ANAダイナースが、ANAアメリカン・エキスプレスを上回るキャンペーンを行なっているではないですか!
ANAダイナースは以上の通りです。(表左側は先のANAキャンペーンです。)
その他のゴールド・カードは、この2つのカードの特典には及びません。
悩みます。
ダイナースと縁を切ろうと思っていたところ、ANAアメックスを上回る魅力的なANAダイナースのマイル獲得キャンペーン・・・。
ちょっとだけ比較すると
ANAダイナースもANAアメックスも、マイルへの移行費用は必要ありません。
さらにポイントで保有している限り、保有期間の制限はなく、移行出来るポイント数の制限がないことも両者変わりません。
カードを使用できるお店の数も、変わりません。両者JCBと提携していますから。
有名店に予約できるとか、指定された飲食店のコースで2名のうち1名分は無料になるとか、飲食店関係の充実ぶりはダイナースが若干有利ですが、これはグルメと無縁の私にとっては比較の対象にはなりません。
ただダイナースは国内外の空港カード・ラウンジが使えます。
プライオリティ・パスと同程度かどうかは分かりませんが、国内外で行ったことのある空港で利用出来なかったことはありません。
実際、SFC修行をしている時にも利用させてもらいました。海外ではANAの上級資格で利用出来るラウンジと共通のところもあります。
さらに海外での保険の充実ぶりも、若干ですがアメックスを上回っています。
これらは、海外でのSFC修行をメインとする私にとっては大きなアドバンテージです。
・・・ということで、2018年9月末の段階では、ANAダイナース、ANAアメックス両方に入会することにしました。
わが子が2019年1月から2ヶ月ほどニュージーランドに短期滞在する予定で、その費用とSFC修行に必要なチケット代などを合わせると、ANAダイナース、ANAアメックスのキャンペーンで設定されている額(100万円と70万円)と同額以上になるからです。
両方のANAカードに加入して、それら費用をカードを通じて払えば、両方の特典を手に入れることが出来るんです。
今回の費用は、すべて私がコツコツ貯めた「へそくり」から出すことになっています。私のこれまでの「へそくり」全て吐き出す代わりに、多少でもポイントで返してください。泣
実は一番マイルが貯まるプレミアム・カードを選ばなかったのは、この2つのカードに入会したところに理由があります。
「高い」から選べないのは事実ですが、無理すればJCBやVISAのプレミアム・カードは手が届かないわけではありません。
今回は、ANAダイナースとANAアメックスの両方の入会特典を得ることの方が、プレミアム・カードを入手して得られる入会特典の10,000マイルや積算率の高さなどのメリットを上回るだろうとの判断です。
家族会員を含む2つのカードの年会費が、JCBやVISAプレミアム・カードの年会費と同じくらいになります。
ただ、最終的にメイン・カードとしての両方は必要ないので、次回の更新時にどちらか、あるいは両方やめて、新たにプレミアム・カードを選ぶかもしれません。笑