その08 SFC修行1(1月2日、広島から羽田片道で修行スタート)
2019年元旦。
午前1時過ぎにスマホのANAマイレージ・クラブのアプリを見ると、プレミアム・ポイントのページはゼロになっています。
準備を万端整えて、いよいよSFC修行に臨みます。
勘違いの穴埋めフライト
私のブログ「その3」でも書きましたが、ニュージーランド航空の予約クラス「O」を、ANAの予約クラス「O」の「積算対象外」と勘違いして「片道分5,893プレミアム・ポイントが無効だ。50,000ポイントに4,157ポイント足りなくなった!その穴埋めをしないと!」と、大きな勘違いをします。
そこで年末年始の広島帰省を例年、車で帰るところを飛行機(プレミアム・クラス!)に変更し、1月2日羽田に到着後、そのまま沖縄を往復(普通席)するスケジュールを追加しました。
これでプレミアム・ポイントは、12月31日の年末帰省分は対象外ですが、2019年1月2日・帰省からの帰り分1,435ポイント、沖縄普通席往復が2,952ポイントで合計4,387ポイントとなり、ギリギリクリアすることになります。
沖縄往復を入れるために、広島からの帰りの飛行機を最初に出発する午前7時40分発の便、羽田着午前9時としました。
本当は計算間違いがあった時のために沖縄往復もプレミアム・クラスにしておきたかったのですが、10月に予約した段階で、さすがに帰省時期ということもあり、プレミアム・クラスは沖縄から羽田に戻る午後便が全便満席の状況でした。まさか修行僧が?笑
修行僧の朝は早い・・・
普段は車で帰るところを飛行機にしましたので、空港からニッポンレンタカーを予約していました。
12月31日、広島空港に到着してお店まで送ってもらいます。手続きが済んだところで、返す時のことを考え1月2日の開店時間を聞いたところ、午前7時とのこと。
「おいおい、帰省時期なんだからお客さんが集中した場合、清算や送迎の混雑で7時40分の飛行機に遅れる可能性があるだろ!」と心の中でツッコミますが、小心者なので口には出せません。
私:「・・・あの7時40分の便に乗りたいんですけど、間に合いますか?」
お店:「ええ大丈夫ですよ」
私:「長年のご経験をお持ちのプロの方が仰るんですから間違いないと思います。ただ、私の住んでいるところが田舎なので元旦はガソリン給油が出来ず、おそらく返却した時に距離清算をしていただくことになります。混雑を考え開店時間前、早めに来ますので、早めのご対応をお願いいたします」
とお願いだけしておきました。
1月2日、ニッポンレンタカー広島空港店に午前6時40分到着。
この時期、広島はまだ周囲は真っ暗です。
当然、どなたもいらっしゃいません。
修行僧の朝は早すぎたようです。
それでも「一番最初に着いたので、最初に清算手続きをしてもらえれば間に合うだろう」と、ひと安心です。
そうしたところ6時50分頃、お店の方がお見えになり、開店前にもかかわらずすぐに清算をしていただき、7時前に空港まで送っていただくことになりました。
他のお客さんとの乗り合わせではなく私ひとりです!もしかしたらご配慮いただいたのかも。
ニッポンレンタカーさん、ありがとう!
ANAラウンジ訪問・・・し忘れた!
今回はプレミアム・クラスですから、SFC修行僧としてANAラウンジを訪問しなければいけません。キリッ!
広島空港には、私もたまに飛行機で帰省する時に利用させてもらっているカード会社のビジネス・ラウンジ「もみじ」が保安検査所の前、JAL側にあります。
このラウンジはあまり広くはありませんが、キレイで落ち着くことが出来るラウンジです。
ゆったりしたシート、パーソナルな机でパソコン作業ができるスペースもいくつかあります。確かコピーやFAXも送れたんじゃなかったかな?
にしき堂のもみじ饅頭も置いてあります!
以前、あまりに落ち着きすぎて時間を忘れ、乗り遅れたことがあります。笑
私が「別に航空会社のラウンジじゃなくてもいいじゃない」という意識があるのは、羽田のカード・ラウンジ(混んでるし遠いので普段は使わない)より慣れ親しんだ、このラウンジが基準だということがあるのかもしれません。
しかし今朝はこの「もみじ」ではなく、ANAラウンジに入ります。
その前にまず「職場へのお土産買っていかなきゃね。」と午前7時、開店したばかりの売店に行き、にしき堂のもみじ饅頭を買います。
私の職場はほんの数人しかいない小さな職場ですが、広島率が高く、一人はご主人が広島の方で帰省も同じ広島。一人は出身が北海道なのに熱心なカープ・ファン。
職場へのお土産は、もみじ饅頭が重なるのですが、かたや「藤い屋」か「やまだ屋」で、私は「にしき堂」とブランドが違います。
「藤い屋は、カステラがふっくらしている。やまだ屋は逆に皮のカステラが薄くてあんこがしっかりつまっている。」というのが言い分です。
いや、そういうことではないんです!子供の頃からもみじ饅頭といえば「にしき堂」で育って来たんです!
しかしそのにしき堂が他に押されているのか、新商品や企画商品の開発に熱心です。
「昨日のようにあるためには変わらなければならない」
にしき堂がにしき堂として残っていくためには、時代に合わせて変わらなければならないということだと理解はしますが、伝統の「こしあん」のもみじ饅頭は時代が変わっても内容は変わらずに生き残り続けてほしいものです。
広島空港の利用は久しぶりだったのですが、以前に比べてカープのお土産が増えた気がします。そんなものを見ているうちに気が付いたら搭乗案内がアナウンスされていました!
「!」
考えてみたら7時40分発の飛行機ですから、普通に搭乗するとしたら広島空港で滞在できるのは20分程度なんですよね。もみじ饅頭も開店直後だったため、すぐに購入できたせいか「時間はある」と、すっかり安心していました。SFC修行の予約クラスのことといい、なんだか勘違いが多すぎます(勘違いはさらに続く)。
急いで保安検査を抜け、ANAラウンジを素通りし、搭乗ゲートに向かいます。
ということでSFC修行は、慌ただしいスタートとなりました。