その26 フロリダ、ディズニー・ワールドの旅 詳述。ヒューストン国際空港での移動、入国審査の経路。乗り換えからオーランド国際空港での到着経路とロスト・バゲージ?にUBER乗車
簡単だったヒューストンで入国審査
ヒューストンに到着しました。
携帯を見ると、ユナイテッド航空からのショート・メールが届いています。
E18ゲートに到着して乗り換え便はC1ゲートになるというメッセージでした。
ターミナルEからターミナルCへ移動しなければならないことが事前に分かりました。
日本で発券してもらったヒューストン・オーランド間の搭乗券には搭乗ゲートが書かれていません。ですので気持ち的に楽になりました。
ターミナルEは空港の右端。
主に国際線の離発着ターミナルです。
赤線が到着から入国審査を抜けてエスカレーターで下のフロアに移動するまで。
緑線が下のフロアでバッグを受け取り再度上のフロアに上がり保安検査を受けてskywayでターミナルCに移動するまでの線です。
まずは入国審査に向かいます。
下の空港見取り図はターミナルEとそのサテライトです。
ゲート"E18"に到着しました。ここは2階の出発フロア。到着者はボーディング・ブリッジを出てエスカレーターで3階?に上がります(空港見取り図は2階)。
エスカレーターを上がったところは到着者専用の通路でした。
出発フロアの上にテラス状に設けられおり、下のフロア(出発フロア)が見えます。
再度上記見取り図のサテライトの拡大図です。
E18からまっすぐ進んできましたが、E15あたりで下の出発フロアを横切るように右に曲がります。しばらく進みますが、左側に下の出発フロアを見下ろすことになります。
図①、飛行機を降りてエスカレーターで上のフロアに上がり、真っ直ぐ進んでいたところから、右に曲がったところです。
横切る通路を下(出発フロア)から見たところです。
図②、下のフロアを横切って、再び真っ直ぐ前に進み始めます。
上の到着通路2つの写真に写っている木組みの構造物は出発フロアの"TanglewoodGrill"の屋根?です。
図③、左に曲がり、もう一度出発フロアを横切ります。下の写真は横切る直前です。左に曲がる通路が前に見えます。
出発フロアからだと下のように見えます。
横切りました。もう少し、そのまま進みます。
通路を直進して右手に下のフロアの売店を見ながら突き当たりまで来たら、ターミナルEのメイン・ターミナルに渡ります。以下拡大図です。
通路をしばらく直進しているところです。下のフロアでは売店が続いて並んでいます(上の拡大図では緑の部分)。ちょうどゲートE14の上あたりを通過するところです。
図①、直進した通路の突き当たりです。右に折れます。
図②、右に折れるとフロアが緩やかに円形にカーブしています。エスカレーターでメインターミナルに移動します。
エスカレーターを下ります。
高さ的には出発フロアに戻りました。
エスカレーターを下りて少し進むと右に入国審査のフロアが広がります。右側がビザでの入国者、左側が法定永住者、ESTAでの入国者、カナダ人の列です。
ここから入国審査です。
2018年、昨年訪れたニューヨーク(JFK)では入国審査に2時間以上並びました。乗り継ぎ便は午後4時40分発。2時間ありません。大丈夫か?
ヒューストンはニューヨークと違い、作業が半分自動化されていました。
まずパスポート・チェックを自分で機械で行います。
空いている機械を探します。
作業の流れの説明は日本語が選択出来ました。
パスポートの写真のページを指定された方向でスキャンさせます。
画面に表示されるパスポート情報が正しければ「はい」を押します。
顔の認証と4本の指の指紋のスキャンを行います。
一般商用ビジターか、一般観光ビジターまたは乗り換えの別を聞かれます(その下は航空会社関係者、その他)。
一緒に入国審査を受ける人がいれば、続けてその人の手続きを行います。
最後に到着フライトの確認。
確認が終わると撮影された写真付きの情報が印字された紙が出てきます(印刷が粗いけど読めるのか?)。
それを持って入国審査の列に並びます。
ちょうど混雑緩和のための入国審査の列への入場制限が解かれたところでした。
わが子と一緒に審査を受けます。
審査官の質問は「どこに行くのか」くらいでした。
そりゃあ、どう見ても害のなさそうなジジいですから「サイト・シーイング」以外にはないでしょう。「オーランド」のひと言で簡単に通してくれました。
入国審査を抜けたところです。
入国審査のブースは左側だけでなく、両サイドにありました。どちらから出ても、この先にあるエスカレーターの方向にしか進めません。
荷物を流す
次はトランクの受け取りです。
入国審査を抜けると一方向にしか進めず、看板には“Baggage Claim”とありますのでとにかくその方向に進みます。
エスカレーターを180度折り返します。そこに“Baggage Claim”の掲示板がありました。UA6便は“Baggage Claim”の6番から出てくるとの。
”Baggage Information”を確認して、そのまま直進します。
“Baggage Claim”は、入国審査場の真下でした。
待っている人もまだ少ないのに、すでに荷物は出始めていました。そして丁度私たちのトランクが出てきたところでした。
トランクをピック・アップしてさらに進行方向に進みます。
途中、扉をくぐったところに”Connecting Flight”と”Baggage Drop-Off“は右方向との看板が出てきました。
私たちは「乗り継ぎ」ですから、こちらの方ですね。
見た目、保安検査のようなところでトランクを預けると出てきません!
どうやら保安検査(もしているのですが)というより、荷物が下に落ちていく(Drop-Off)=預けるところでした。
なるほど成田空港でボーディング・カウンターで「流すところがある」とはこういうことだったんですね。
ということで、一度ピックアップしたトランクとはここでお別れしました。
「乗り継ぎ」は進行方向にあるエスカレーターで上に上がるしかありません。
ターミナルCに移動
上のフロアに上がったらすぐ右側に本当の保安検査場が。
出た!靴を脱げとのお達し。
おまけに全身スキャナーです。
昨年ニューヨークに行った際、ナイアガラの滝観光で国内移動した時の空港において、初めて保安検査で「靴を脱げ」と言われて(英語)、想定外で理解出来ませんでした。わが子に「お父さん、靴の脱いでトレーに入れるんだよ」と指摘されてようやく「ああ、そういうことか」と。
おかげで今回はスムーズに通過出来ました。
保安検査場のフロアを出るとすぐに通路を塞ぐように行先表示の看板が。
どうやらC1ゲートに行くには右側に進みSkywayという乗り物に乗るようです。
“C1-C24”という看板にしたがって右に進みます。
エスカレーターを上がると、そこがSkyway乗り場でした。待ち合いのスペースしかありませんので、とにかく「これに乗ればいいんだな」と。
SkywayでターミナルCへの移動は一区間で1分半ほどでした。
ターミナルCに到着。
一番前に乗ったらエスカレーターは逆方向にあって、一番最後を歩くことに。些細なことでイラっとします。
とにかくエスカレーターを降ります。
到着後、エスカレーターを降りて”C1-C15”の看板方向に進みます。
十字路を左に曲がった所です。
上の図のユナイテッド・クラブを通り過ぎます。
同じく売店です。
一番近くにあったのが目指すC1ゲートでした。
とりあえずC1ゲートまで行って、行き先がオーランドであることを確認しました。
午後4時の搭乗開始までまだ20分程度時間があります。
ここで待っていてもいいのですが、すぐ隣にあるユナイテッド・クラブでひと休みすることに。
それほど大きなラウンジではないためか、それなりに混んでいます。
考えてみれば午後3時過ぎに到着して入国審査、荷物受け取りに保安検査、ターミナル移動と40分程度で行うことが出来ています。
ビジネス・クラス利用でひと足早く外に出ることが出来たため入国審査に早めにたどり着いたこともありますが、審査が自動化されていること、看板表示が分かりやすく、ここまで迷わず来ることが出来ています。
そしてもう一つユナイテッド航空のショート・メールで乗り換えが”C1ゲート”と案内があったことも大きかった。
空港の掲示板で出発情報を見ればいいだけですが、初めから分かっていることの安心感。
このサービス、ANAもやっていますかね?
UA1707オーランド行き
20分なんて落ち着いてソフト・ドリンクを一杯いただいたらすぐに時間になります。
C1ゲートに移動し、今回もグループ1の列に並びました。
グループ1の前に優先搭乗がありますが、聞き間違いでなければ、その中に「軍人」があったと思います。
う~ん、やはり日本との違いを感じます。
ボーディング・チケットをスキャナーに自分でかざすのね。
チケットのスキャンが終わると、すぐにボーディング・ブリッジでした。
機材は737-900。
オーランドまでは2時間半。
ユナイテッド・ファースト。座席は2-2で5列あるうちの最前列1A、1Bです。
幅はゆったりしています。前後のピッチですが普通、最前列は少し足元広めですが、この座席はそうでもありません。足を組むには十分ですがゆったりと伸ばすほどでもありません。
最前列は離着陸時は床に荷物を置いておくことが出来ません。前の座席の下にリュックを入れられない(座席がないから当たり前か)ので、リュックを膝の上に置くことにしています。そうしたらCAさんが「上の荷物入れに入れろ」と。
ところが1A、Bの上の荷物入れは機体の一部?荷物を入れるスペースがない!
どうりでこの上だけ開いてなかったのね。開ける前に「そこは使えない」って言ってよ。面倒くさい。
そう長くない飛行でもウェルカム・ドリンクのサービスがありました。おまけにナッツまで。
しばらくすると夕食です。
タンドリー・チキンって、なんでや?
夕食をとって、すぐに寝てしまったので写真を撮り忘れていますし、ほとんどこの飛行機の印象がありません。
オーランド到着
ということで、あっという間にオーランドに到着しました。
ハリケーン・ドリアンはすでに通り過ぎたようで、滑走路の一部に水たまりが残っているくらいでした。
携帯を見ると、またユナイテッド航空からショート・メールが届いていました。
オーランド国際空港は、"Airside"と呼ばれる4つのサテライト(1~4)が、APM(Automate dPeople Mover)と呼ばれるシャトルによってメイン・ターミナル(A、B)と結ばれています。
私が到着したゲート42は、Airside3になります。
ボーディング・ブリッジを渡っていると、ここが確かにディズニー・ワールドのある場所だと気が付かされます。
私には関係ありませんけど、ディズニー直営ホテルが24時間運行している各ホテルと空港の間のバス「マジカル・エキスプレス」がメイン・ターミナルBの1階だというお知らせが貼ってありました。
しばらく歩くと、Airside3のそれぞれのウィングから到着客が集まる場所に出ます。天井が一段高い。
下の写真の青丸がAPMです。
APMは2本ラインがありますが、どちらに乗っても同じです。
到着したものに乗り込みました。
到着した場所はメイン・ターミナルの出発フロアです。
そのままエスカレーターで"B"sideの"Baggage Claim"のフロアに降ります。
上の図の左下半分の拡大図です。
下のフロアが"Baggage Claim"になっています。
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上の図の拡大図です。
上の拡大図をひっくり返します。
ロスト・バゲージ?
22番に到着するとすでに荷物は廻っていて、わが子は早々と自分のトランクを見つけましたが、私のトランクが見つかりません。
プライオリティ・タグが付いているので早めに出てくるはずですが、なかなか出てきません。「出てこないなぁ」と思っているうちにどんどん皆さん荷物を持って行かれ、とうとう最後になっても出てきませんでした。
受け取られなかった荷物はユナイテッド航空のバゲージ・サービスの部屋の前にスタッフの人が集めています。
そこに行ってもありません。
仕方ないので、その奥にあるバゲージ・サービスの部屋に行ってその旨伝えると、レシーバーで何箇所か聞いてくれていましたが、結局見つかりませんでした。
「日本のアドレスを書け」と紙切れ(←いい加減?)を渡され、「明日ホテルに届ける」とのこと。
荷物についたバーコードでおそらくこの空港にあるのは確認出来ているはず。
まあ、トランクには着替えくらいしか入っていないのですぐに困ることはありません。

と部屋から出ると、先ほど集めていた受取人がいない荷物の中に私のトランクが!
新たに集められたであろう一群に混じって置かれていました。
「トランクがあった」ことを対応してくださったスタッフの人に伝えると、うなづいて紙をビリビリに破ってました。笑
ウーバーに初めて乗車
ちょうど午後9時をまわったところでした。
荷物の受け取りも終わったのか、周囲にはほとんど人がいません。
それでもインフォメーションに人がいらしたので「ウーバーに乗りたいのだけど、どこに行けばいいか」と聞くと「バゲージ・クレーン20番の外」と教えてくれました。
このフロアの端っこです!
ちなみに「マジカル・エキスプレス」は、このフロアの下。
前のブログで書きましたが、私は日本語のウーバーのアプリをインストールし、空港とホテルの場所を事前に登録しています。
アプリを起動し、行き先をホテルにすると「近くの車を探しています。。。」からすぐに
「ターミナルB-レベル2、バゲージ・クレイン20にお迎えに上がります」
「乗車の時間まであと◯分です」
そして「ご乗車の際は必ず事前確認を」
とナンバーや車種、色の情報が届きました。
ところがウーバー以外にも個人のお迎えで何台か車が到着したのですが、車の前側にナンバー・プレートが付いていないので、どれが該当する車なのかパッと見では分かりません。
実際にはウーバー側で見つけてくれて目の前に車を付けてくれました。
案ずるより産むが易し。
ウーバーはタクシーより安いことがメリットの一つです。
それはもちろんですが、それと同時にルートと料金が事前に示されていることで安心感が半端ではなく大きいと思います。
また、その場では見ることはなかったですが、ドライバーのPRポイントが載っていたり、乗車評価をするようになっています。だからドライバーはおかしな対応は出来ないだろうな、ということもあると思います。
ホテル到着。
30分かからず午後9時半過ぎにホテルに到着です。
チップの支払いは、スマホからでもドライバーの評価と一緒に今回の費用と合わせてカードで出来ますが、ここは現金でお渡ししました。
ホテルのチェックイン
ホテルはウォルト・ディズニー・ワールド・ドルフィン。
ディズニーの直営ホテルではなくマリオット系ホテルですが、ディズニーの公式ホテルという位置付けです。
まずはチェックイン。
スマホのマリオット・ボンヴォイのアプリをそのまま見せて「予約があります」と伝えたので、その番号を見て名前や宿泊日数の確認をすればすぐに手続きが終わるかと思いきや、アップグレードしたこと、レイト・チェックアウトするかとか連絡先の電話番号を教えてくださいと。
英語はよく分からないので聞かれるたびに理解するのにひと苦労です。
何とか手続きを終え、部屋に入り荷物を解(ほど)いた後、ひと段落してもう一度下に降りてディズニー・ストアに行きました。
こじんまりしたお店です。午後10時前後でしたが、まだオープンしていました。
前々回のブログで書いたので省力しますが、マジック・バンドを購入しました。
部屋に戻り”my disney experience”とリンクさせて、明日からのパーク行きに備えます。