2019年9月6日(金)ウォルト・ディズニー・ワールド2日目。今日はエプコットに行きます。
エプコットはフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを形成する4つの主要なテーマ・パーク(マジックキングダム、エプコット、ハリウッド・スタジオ、アニマルキングダム)の一つです。他には2つのウォーター・パーク、スポーツ複合施設と2つの商業施設で構成されています。
ホテルからエプコットへ
私たちが宿泊するホテル「ドルフィン」からエプコットとハリウッド・スタジオにはそれぞれ、シャトル・バスならぬ水上バスで向かいます。
エプコットには途中商業施設のディズニー・ボードウォークにも立ち寄ります。
水上バス乗り場(右手)からホテルのドルフィンを振り返ります。
左側の通路がエプコット行き、真ん中が降りる人の通路、右側がハリウッド・スタジオ行きです。
エプコット行きの水上バスもやってきました。
右ハンドルですので反時計回りに船が着きました。
途中、左側に見えてきたのはディズニー直営ホテルの「ビーチクラブ・リゾート」です。
その対岸がショッピング・モールの「ボード・ウォーク」です。
ここには必ず停船します。
エプコットに到着しました。
あれ?
今私たちが到着した水上バス乗り場にはロープウェイが動いていました。
ロープウェイがあるなんて案内はどこにもなかったぞ!
と思ったら、9月中に開通予定のスカイウェイのようです。ボートが立ち寄ったボードウォークにつながっているようで、ひっきりなしにテスト走行をしていました。
船着場があるのは、下の地図で言うと、左下の方にある「インターナショナル・ゲートウェイ」です。
ここは「ワールド・ショーケース」という、湖の周辺に各国のパビリオンが配置されている場所です。
本来、エプコットは先の地図の上の方にある「正面入口」から入場します。
すぐに見える球体の建物(スペースシップ・アース)が印象的で、その背後に右側に「フューチャー・ワールド・イースト」と左側に「フューチャー・ワールド・ウエスト」という建物群にアトラクション、そして各国の展示がある「ワールド・ショーケース」の3つで構成されています。
このショー・ケースでは、私たちが訪れている間を含む8月29日から11月23日、”FOOD & WINE FESTIVAL”というイベントを開催中でした。
エプコット自体は他のパークと比べてアトラクションが少ないと言えます。
昨日のマジック・キングダムではほとんど休憩なしで暑い中を歩いたので、わが子は少しグロッキー気味でした。その反省を踏まえ、エプコットではパーク内をゆっくり回るつもりですので、アトラクションが少ないのはちょうどいいかもしれません。
朝食
「インターナショナル・ゲートウェイ」はイギリス館とフランス館の間にありますが、両方から少し距離があり、湖まで出てきても左右には何もありません。ただ通路となっているだけです。早朝でまだ人も少ないこともあり、昨日のマジックキングダムと違って少し寂しい感じです。
最初に到着したイギリス館もまだ開いていません。
いや、通りかかったパビリオンはまだ何処も開いていません。笑笑
昨日同様、朝食を摂る場所を探しますが、日本語ガイドマップによると「フューチャー・ワールド・ウエスト」にしかありませんので、まずそこに向かいます。
ウエストは球体の左側に位置します。
歩きます。
昨日のマジックキングダムと違って施設が少なく、移動距離も結構ある感じがします。
前のゲートのようなものは、マジックキングダムに繋がるモノレールの線路です。そこをくぐったら目指す施設が見えてきます・・・ちょっと見えていますね。
ようやく「フューチャー・ワールド・ウエスト」のメイン施設であるランド館に到着です。
ウエストに入るとすぐに一段低くなっている場所が見えます。
そこが「サンシャイン・シーズン」という名称のフード・コートでした。
入口からぐるっと回ってエスカレーター・階段で下のフロアに降ります。
2人とも「ブレックファースト・プレート(フレンチ・トースト、ハッシュド・ポテト、スクランブル・エッグにソーセージだと思う)」とオレンジ・ジュースをいただきました。
いやぁカリカリすぎて切ったり刺したりしようとすると、粉々になるベーコンって初めて食べました。笑
フューチャー・ワールド・イースト
ゆっくりと食事をいただいた後は、最初のアトラクションです。
午前10時からファスト・パス・プラスの予約をしていた「ミッション・スペース」。
ここでも下調べ不足を露呈。
「ミッション・スペース」は今いるところとは反対側の「フューチャー・ワールド・イースト」でした。笑
「フューチャー・ワールド・イースト」には次のアトラクションがあります。う〜ん、少ないですねぇ。
・プロジェクト・トゥモロー(球体の中のアトラクション)
・ミッション・スペース
・テスト・トラック
「フューチャー・ワールド・イースト」に移動していきます。そろそろ暑くなってきました。
「マーズ・ミッション」と「アース・ミッション」の2種類があり、私たちは”より激しい”という「マーズ・ミッション」を選びました。
ミッション・スペースは午前10時前という時間が早いせいもありますが、もともと人気があまりないようでこれだけ待機スペースが取ってあってもガラガラです。笑
すぐに次の体験者が整列するスペースに入りました。
一つのライドに4人ずつ入って、同時に何箇所かで体験します。
一つのアトラクションの中に同じセットが4つ並んでいて、それぞれにパイロットやコマンダーなどの役割が割り当てられていますが関係ありません。笑
黄色の点線が一人分のスペースです。
水色のところにあるモニターを見るだけです。
下のモニターに映っているのは発射台です。
まさに打ち上げ直前のロケットに乗っているのです。
座席の角度が変わり、本当に直角に空に向かって座っている(寝ている?)感覚になります。
マーズ・ミッションは、地球のロケット打ち上げからトラブルをかいくぐりながら火星基地到着までとなります。
驚いたのは、打ち上げされる際に激しい重力が実際にかかること。
入口でいただいた日本語マップに「吐き気、頭痛、めまい、見当識障害が起こる」可能性があると書かれているのも分かります。
岩石帯をくぐりながら無事火星の基地に到着!と思ったら・・・
次のファスト・パス・プラスが11時45分からなので、その前の時間調整で中央にある「エプコット・キャラクター・スポット」でキャラクターと写真撮影をします。
わが子は昨日のマジックキングダムでもキャラクターとの写真撮影を嫌がっていましたが(そういう人、珍しいですよね)、「まあ次まで時間もあるし、一箇所くらい」と渋々引き受けさせました。
待ち時間はいずれも10分程度。
そこで「ビッグ・ヒーロー6」の「ベイマックス」と。
そしてミッキーマウス、ミニーマウス、グーフィーと3連続。
これ以降、キャラクターとの写真撮影は頑なに断られました。笑
次はエプコット一番人気の「テスト・トラック」です。
また「フューチャー・ワールド・イースト」に戻ります。効率の悪い歩き方ですね。
ファスト・パス・プラスで入場。
「次が私たち」で整列している時に、車のデザインをするためのモニターの番号を指定されます。
私たちは「7番」を指定されました。
最初に「デザインする車が自分たちのもの」と関連づけるためにマジック・バンドをかざします。
それから車をデザインしていきます。
あっ日本語を選ぶことも出来ました。
最初に車種。
次に選んだ車種の空力をデザイン。
フォルムを自分で線を引きます。
それに応じて形、長さ、幅、エンジンをデザインしたり選んだりします。
車の幅を決めているところ
次にいくつかのオプション・パーツ。
全てのデザインや選択が終わったら、ゴーカートに乗り込みます。
当たり前ですが、その形状のカートが出てくるわけではありません。笑
乗り込む直前にもう一度マジック・バンドをかざして、作った車がどのライドに乗っているかを一致させます。
またマジック・バンドが認識されると、デザインした車がその上の小さなモニターに表示されます。
屋内を走行中にも同じカートに乗っている人のデザインした車が現れました。最下位です!笑
屋内を左右に揺さぶられながらカートが進み、最後は外に出てスピードを楽しみます。結構早い!
帰ってきました。
同じカートに乗り込んだ3組の中では逆転して1位になりました。パワー重視のデザインにした賜物です。
出口に向かう通路でハイ・スコアの車が表示されており226点。私たちは206点でした。全体の順位は表示されませんでした。
さらに最後はデザインした車のCMを作ることもできます。
わが子も楽しんでいました。
次は「プロジェクト・トゥモロー」
巨大な球体(スペースシップ・アース)の中のアトラクションです。
「石器時代からデジタル時代に到るまでのイノベーションの歴史(日本語ガイドマップ)」をライドに乗って見ていきます。
そして未来の生活について設問に答えていくうちに、自分に適したライフスタイルを提案してくれます。
ライドから降りると体感ゲームを楽しめるフロアになっています。
待ち時間はほとんどありませんでした。
これで「フューチャー・ワールド・イースト」のアトラクションはクリアです、3つしかないけど。笑
再び「フューチャー・ワールド・ウエスト」に移動して来ました。
ここでのアトラクションは以下の通りです。
・エプコット・キャラクター・スポット
1)ベイマックス(既体験済)
2)ヨロコビとカナシミ
3)ミッキー、ミニー、グーフィー(既体験済)
・シー・ウィズ・ニモ&フレンズ
・タートル・トーク・ウィズ・クラッシュ
・シーベース(水族館)
・ソアリン
・リビング・ウィズ・ザ・ランド
・ジャーニー・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメント
・ディズニー/ピクサー・ショートフィルム・フェスティバル
・ラルフ・アンド・ヴァネロペ
朝食を食べたランド館に行きます。
ここにあるアトラクションは2つ。
最初は「ソアリン」です。
日本ではディズニー・シーにあるようですが行ったことはないので初体験です。
待ち時間は20分。
中に入ると左右3列ずつの座席がありました。目の前には足元から天井まである巨大な半球体のスクリーン。
私たちは右側2列目に座ります。
暗くなり、スクリーンに何か「雲」のようなものが映し出されると、座席がタテに動き始め3段になりました。
前の席が私たちの上になり、その人たちの足が見えています。笑
おお!そのスクリーンにかなり短焦点で精密な映像を映し出します。
足のつかない状態で空を飛ぶ鳥の視点で世界を旅します。
映像の内容も素晴らしい。
東京のソアリンの映像内容は知りませんが、少なくとも最後は違うはず。
同じフロアの「リビング・ウィズ・ザ・ランド」に移動します。
待ち時間は5分。
エプコットはもともと実験的未来型都市がテーマです。温室で様々な環境の植生を再現している様子をライドで見て回ります。一部はエプコットのレストランなどで供されているようです。
「フューチャー・ワールド・ウエスト」の別棟に移動します。
「シー・ウィズ・ニモ&フレンズ」を体験。待ち時間は5分。
貝殻型のライドで「ファインディング・ニモ」のいくつかの場面を巡ります。
最後のあたりで、本物の巨大な水槽の一部を使って、ニモたちが本当に泳いでいるような演出もあります。
「シーベース」は水族館です。巨大な水槽と小さいけどたくさんの水槽によって2階建ての水族館を形成しています。
割と見応えがあります。
「フューチャー・ワールド・ウエスト」のさらに別棟(イマジネーション館)に移りました。
「ジャーニー・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメント」
これも待ち時間は5分。
ライドで発明の旅をします。
「想像力は大事」という意味の歌だと思いますが(違うかも)、何度も繰り返されるメロディと「フィグメント」というキャラクターが耳目に残ります。
奥の方にオレンジ色のライドが見えます
「ディズニー/ピクサー・ショートフィルム・フェスティバル」
すぐ隣でピクサーのショートフィルムを上映していました。ここで私が見たのは以前何かのディズニー映画の前に上映されていた作品です。
タイトルは”Get a Horse”とクレジットされていました。
ミニーが連れ去られるところをミッキーが助け出すという昔のモノクロの頃の作品をモチーフにしたものです。・・・カラーと3D、フィルムの枠を超えるというアイデアが素晴らしい。
ワールド・ショーケース
エプコットの主要なアトラクションは体験しました。
ここからワールド・ショーケースに移動していきます。
朝はボートで到着した船着場「インターナショナル・ゲートウェイ」に向けて、来た時の続きから時計回り方向に廻って船着場に戻ります。
ショーケース・プラザ
エプコットの象徴の球体(スペースシップ・アース)からまっすぐ湖まで進んだ辺りは「ショーケース・プラザ」と呼ばれています。現在開催中の「インターナショナル・フード&ワイン・フェスティバル」のオブジェがありました。隣(右に映っている建物)ではワインなども販売していました。
ショーケース・プラザからスペースシップ・アースを振り返る
湖の周囲は各国のパビリオンが並んでいますが、それ以外にも小さなお店を出している国があり、それぞれの国の特色を活かした食べ物を提供しています。
私たちがまず立ち寄ったのはメキシコ館です。
メキシコはパビリオンの前にいくつかお店が並んでいます。
パビリオンは、のぞいた程度ですが中は「リメンバー・ミー(原題:Coco)」というディズニーの子会社となった「ピクサー」の映画関係の内容が陳列されていました。
次がノルウェー館。
ここの目的は「フローズン・エバー・アフター」という「アナと雪の女王(原題:FROZEN)」のアトラクションに乗ること。大人気、大混雑でしたが待ち時間45分ほど。
ライドに乗って「アナ雪」の登場人物?のいくつかの場面を巡ります。
エルサの”Let It Go”のサビでライドが・・・。
中国館でわが子が餃子を注文。
食後にパビリオンの中に。
中国人男女十数名によるアクロバット・ショーが行われ、隣の建物に移動し、360度全方位の中国を紹介した映画が上映されました。
少し歩いてドイツ館に移動。
ここで私もビールをソーセージとともに。
ブーツ型のビール・グラスを買いました。
ほろ酔い気分の黄昏時にやってきたのがイタリア館。
フォトパス・カメラマンさんに写真を撮ってもらいました。
アメリカン・アドベンチャー館には立ち寄らず、湖に面したアメリカ・ガーデンズ・シアターで間もなくショーが始まるとのことで、そちらに席を確保。
Grace Kellyさんのライブ。
前に座っていたおじさんがアイホンで話を始めたと思ったら、携帯をステージの方に向けて音を聞かせている。何してるの?と一瞬見えた名前が”Tim Cook”!マジか!同姓同名だろうけど。
日本館のレストランで夕食。
右側の建物、1階が三越、2階がレストラン
ここでご担当いただいたのが25歳くらいの男性、KAZUKIさん。
静岡のご出身とのこと。ディズニーランドが大好きで、大学も東京ディズニーランドの近くにあるところをわざわざ選んで入学したそう。アルバイトももちろん東京ディズニーランド。
三越のプログラムで、フロリダのディズニーワールドに研修派遣があることを知って応募した根っからのディズニー・ファン。
ディズニーランドというテーマ・パークのクオリティの高さは、こういう真のディズニー好きに支えられているのだなと納得がいった次第。
おっと、いただいたのは、Chicken Karate(唐揚げ),Eal Cucumber Roll(うなぎロール),Volcano Roll(火山ロール)です。
昨日の反省もあり、少し余裕を見て帰ることに。
モロッコ館、フランス館は立ち寄る程度で流して帰りのボートに乗りました。
明日はハリウッド・スタジオです。