フォーポイント・バイ・シェラトン、オークランド
本当にホテルとバスのシティ・ラウンジは同じ場所でした。
ところで出発直前の2月9日午前中に、ホテルからメールが届いていました。「メインの入口が工事中である。スカイバスを利用してくるならQueen Streetのエントランスがある」ということでしたが、果たしてフォーポイント・バイ・シェラトンと書かれたドアがありました。
ベル?を鳴らしても応答がありません。しつこく鳴らし続けてようやく入れてもらいました。そこから入るとトレーニング・ルームにつながり、そこからエレベーターで上がってフロントでした。「エントランス」と言ってますけど。何が違うんだろう。
帰りに分かったことですが、Queen Streetのエントランスから入るなら、右側に進んで角を曲がってすぐのところに本当のエントランスにつながる階段があるので、そちらで行くべきでした。知らないから行けるわけないけど。
私はマリオット・リワード(現マリオット・ボンヴォイ)の会員登録をしています。
会員特典として、室内無料wi-fi、部屋の準備が整い次第、チェックインが出来るアーリー・チェックイン(準備が出来次第、メールが来ることになっています)、レイト・チェックアウトや羽毛枕の希望や「iphoneのケーブルを貸して欲しい」などリクエストをメールで出すことも出来ます。
実際、本来は午後3時のチェックインのはずなのに午前10時にチェックイン出来るというメールが届いていました。
ですので、まだ12時ですがチェックインします。
フロントでカード・キーにwi-fiのパスワードを受け取り、14階の部屋へ。高層階の指定でしたが、20階建のホテルで14階は一応高層階になるのかな?眺めは割といいので文句ありません。
部屋は広いとは言えないけど清潔です。バリ島に続いてここもバスタブがなくシャワーだけ。1泊だから問題ありません。
わが子との待ち合わせ
SFC修行にニュージーランドを組み込んだのは、語学研修に来ているわが子に会うため。
わが子とはホテルで落ち合うことになっています。
チェックインしたことと部屋番号をLINEで送ります。やりとりは全てLINE。便利ですねぇ。
ちなみに私のwi-fiは「ドコモ・パケットパック海外オプション」で、事前登録さえしておけば、海外にいることを自動認識して「使用しますか」のショート・メールが届きます。1日980円で国によっては1週間など割引制度もあります。消費パケット量は国内の契約量(私は30Gb/月)から引かれていきます。
もちろんホテルにいる間は、ホテルのwi-fiを利用です。
そのわが子から「今日(日曜日)は、ブリトマート駅(オークランドで一番大きい駅で、ここに来るのに最寄りの駅)とその近辺の駅は電車が休みで、途中でバスに乗り換えることになった。少し時間がかかる」と連絡。
電車が休み?そんなバカな。乗り換えを間違った言い訳?まあ気長に待つことにします。今朝はよく寝てないし。
オークランド観光
それから30分しないうちにやって来ました。思ったより早い到着です。
どうやらバスは結構数があるようで、電車を降りたところにバス停があり、バスもすぐに来たみたいです。
「余分に作ったから朝ご飯に食べて」と差し入れをもらい、一休みして12時半くらいにオークランド観光へとホテルを出ました。
あまり大きな街ではないとのこと。
まずホテルからブリトマート駅までの直線道がクイーン・ストリートと言って、メイン道路の一つらしく、散策がてら駅まで歩いて行きました。
すると本当に鉄道が動いていません。バスが代行していると。「遅れる言い訳?」なんて口に出さなくてよかった。
オークランドで一番大きい駅のようです
ヴァイアダクト・ハーバー
オークランド観光のリクエストとして、事前にニュージーランド航空のホームページに出ているヴァイアダクト・ハーバーの夜景写真が美しいので、ここに行きたいと伝えておきました。
そのホームページにはこう書かれています。
・・・オークランドは「シティ・オブ・セイルス(帆の街)」と呼ばれています。その由来は、ヨットやボートの所有者が多く、そして海上に出て遊ぶ市民が多いからです。ヴァイアダクト・ハーバーからは、世界最高峰のマッチレース「アメリカズ・カップ」に出場したヨットに乗船できます。・・・
そのハーバーが駅から近いということなので、写真と違ってお昼の時間ですが最初に行ってみることに。
いきなり目に飛び込んで来たのが「シティ・オブ・セイルス」の名にふさわしい客船、”NORWEGIAN JEWEL”。その名のとおりノルウェーの9万3502トン、定員2376名の客船です。近づくと大きさに圧倒されます。
私がまだ20代の頃、昔の「さくら丸」という客船に乗って船底の4人部屋で2ヶ月間、パキスタンまでのアジアを廻った(特別プログラムで定期便ではありません)ことがありますが、比較にならない大きさです。
ここだけでもたくさんのヨットが繋留されており、ニュージーランド航空のホームページの文章に書かれていたアメリカズ・カップに出場したというヨットもありました。「今すぐ予約!」って書いてあるくらいだから、本当に乗れるんですねぇ
ヨットを見ながら食事をする店が並んでいてどこも賑わっています。私たちもここで昼食を撮ることにしました。
先ほどのアメリカズ・カップに出場したヨットのある場所の2階にあった"SAINT ALICE"というお店のテラス席を確保です。
ちょっと暑いくらいでしたが、日陰に入るとカラッとした気候がとても気持ちいい。風も爽やか。
ウェイターもウェイトレスもみんな愛想がいいし、カッコいい。
ハーバーの周囲にはたくさんお店があります
食事に私たちはビールをいただきながら、まず3品をオーダー。
サラダとしてビーツを細長くカットしたもの “Beetroot, Kale & Orange Salad with shaved chocolate and soured cream” (写真左)、ポテト”Chips with parmesan cheese & truffle mayo”(同右奥)、メインに牛肉”Woodfired Steak 300g woodfired steak served with garlic potato & Rudi’s beer washed cheese fondue”(同手前)の3品。
これを二人で食べましたが、量が多過ぎました・・・。
さらに「チップス」とあったので、ポテトチップスをイメージしてオーダーしたのに出て来たのはポテトフライ。これが牛肉に付いていたガーリック・ポテトとかぶってしまい、ポテト地獄です。笑
食事をしながら色々話をしたので、すでに午後3時半過ぎ。ずいぶん時間が経ってしまいました。ポンソンビーなど少し離れたところも観光の候補でしたが、バスを使った移動が必要なところはカットです。
この後、わが子がこの辺りに来るなら行きたいところがあると言っていた”Japan Mart”へ。急ぎではなかったけど、コロコロ・ローラーなどの雑貨が欲しかったようです。あれは日本オリジナルかもね。
SKYTOWER
そのまま南半球で一番高いというSKY TOWER観光に。
タワーそのものは、失礼ながらそれほど珍しいものではありませんが、展望台の外側を歩くSKYWALKや展望台からバンジー・ジャンプするSKYJUMPなどをはじめとしたアトラクションが催されています。
こんなの日本じゃ許可されないんでしょうね。絶対やらないけど。
到着した時にちょうどSKYJUMPで降りて来た人がいたので、次に「降りてくる人を写真に撮っておこうとカメラを構えて待っていましたが、しばらく経っても来ないので諦めて入場。
入場料は大人29ドル、学生20ドル。
チケットを買ったらエレベーターに乗る前に、全員ブルーバックを前に写真を撮らされます。ディズニーランドのスプラッシュマウンテンみたいに、帰りに「よかったら買ってね」というやつですね。今回は・・・買いました。39.95ドル。
3パターンがスカイタワーの風景と合成され台紙に貼られています。その場でe-mailなどを記入させられ2日近くかかりましたが、データでも取り出せるようになっていました。
撮影は1回、背景のパターンは3つ。あとは展望からの昼と夜の風景
こういう写真サービスそのものは日本でもありますよね。でもデータ・サービスまでやっているところは少ないのでは?
ありきたりですけど、80年にエズラ・ボーゲル氏の著書で「ジャパン・アズ・ナンバーワン」なんて持ち上げられて浮かれていましたが、気がついたら世界の後ろを走っている。そんな状況でしょうか。
展望台に上がってきて、最初に目につくのはヨット・ハーバーです。
ちょっと前まで私たちがいたヴァイアダクト・ハーバーもそうですが、その先には”WEST HEAVEN MARINA”が見え、このタワーのチケットを買った時にいただいたパンフレットによると、そこには2000以上のボートが繋留されている模様。
目にもたくさんのボートやヨットが繋留されているのが分かりますし、沖合でセーリングしているものもたくさん目につきます。
窓に近いところで、床がガラスになっていて地上が見えるところがあります・・・。高いところは苦手なのでそのガラスの上に立つと足やらお尻がムズムズする。
さらにどうでもいいことだけど、ムムっと思ったのがトイレ。足が短いとはいえ、小用の位置が高い。いえ、なんとか大丈夫です。
展望フロアから1階降りたところにカフェがあったので、ここでもコーヒーで一服。その後、地上に降りることにしました。
エレベーターも床がガラスになっているところがあります。乗り合わせでたまたま立った場所が、まさにそこ。スピードは早くはないけど、やはり落ちて行く感覚です。見なきゃいいんですけど、見ちゃいますよね。
わが子が暮らす地域へ
SKYTOWERを出た時点でおおよそ午後5時。
驚いたのは一番の繁華街でも午後5時になると多くのお店が閉まっていくのです。ブリトマート駅の前近くにあるCHANELでさえ閉まっています。
わが子がどういうところで暮らしているのか知りたかったので、学校や寮の中に入れないまでも学校のある場所まで行くことにしました。電車で何駅かのところにあるとのこと。
ただ学校のある地域は周囲に飲食する施設は何もないので、ここで食事をしておかないといけないらしい。アルコールを出すお店はたくさんオープンしているのですが、わが子が嫌がるので、仕方なく夕食はマクドナルド。ここまで来て・・・。
その「ここ」で驚かされたのはオーダーを店員さんが受けないこと。
タッチパネルで注文をしてカードで支払いです。ニューヨークにも確かあったと思うのですが、日本では見たことがありません。私はそんなに行かないので、周りにも聞いても「見たことない」ということです。
人手不足の日本こそ導入すべきなのに、キャッシュレス化がなかなか進まないから導入は難しいのかな。やはり日本はキャッシュレス社会という世界の趨勢から遅れているのかも。
食事をしたら移動です。
ブリトマート駅の近辺のバス停から電車が動いている駅までバスで移動します。
そこから数駅、電車で移動。発進・停止の車両のドアの開閉は自動で行われますが、スイッチがあって自分でやることも出来るようです。
AT HOPカードは使えます。どこも無人駅のプラットフォームにカードをタッチするタグがあるだけ。
無賃乗車とか大丈夫なのかな。
最寄りの駅から少し歩いて学校まで来ましたが、ここで携帯のバッテリー切れ。張り切ってわが子の写真を撮りすぎました。
本当に周囲には飲食出来るような場所はなく、住宅街で大きな公園があるくらいのところでした。その公園を散策しながら話をしていたのですが、夜9時近くになって陽が落ちてきたので(それまで明るかった)、帰ることに。
その公園のそばからブリトマート駅方面へのバスが出ているのを見つけました。それに乗りましたが、バッテリー切れで携帯が使えないため地図表示が出来ず、どこを走っているのか皆目見当がつきません。
こういう時は厚かましさが役に立ちます。
バスにはあまりお客さんが乗っていなかったこともあり、スカイバスの運転手さんに示したホテルのアドレス(バス停名)を書いたノートを運転手さんに見せ、「そこに行きたい、着いたら教えてください」と伝えて最前列に座りました。
なんだか反応があったような、なかったような。
仮に教えてもらえなくても、ブリトマート駅からの帰り方は分かりますから何とかなります。バス停は、どれも割と大きく停留所名が書かれているのですが、アナウンスがないから初めてそこを訪れる私のような人間には降りるべき停留所が、次なのかどうか判断がつきません。
時刻も携帯頼みだったので正確には分かりません。1時間は経っていなかったと思います。
信号待ちで止まった薄暮の交差点の向こうに見たことあるホテルが。
運転手さんに「次ですか?」と聞いたら交差点の向こう側を指さされました。渡ったところにバス停がありました。覚えていてくれたのです。
もちろん”Thank you”と言ってバスを降ります。
ホテルに着いて、まずシャワーを浴びてその後にホテルのラウンジにでも行ってこようかと考えていました。ホテルに入ってレセプションと部屋しか見ていませんし、さらにここは南半球。もう少し遅い時間に外に出て「南十字星」も見ておかなきゃね、と。
そう思っていたのですが、ひと休みしている間にそのまま寝てしまいました。南十字星が・・・。
オークランド国際空港へ
目が覚めた時はすでに明るくなりかけていました。
考えたら前日の飛行機であまり寝ていなかったので、そのせいだったのでしょうか。さらにわが子が元気にやっている姿を見て安心感があったのかもしれません。
起きてからは、そんなわが子が作ってくれたご飯をいただきました。
充電された携帯を開くとニュージーランド航空からメールが。
最低価格で入札していた帰り便が、ビジネス・クラスにアップグレードされていたのです。
マリオットの会員ですのでレイト・チェックアウトも出来るのですが、「それなら」と早めに空港に行くことにし、9時半にチェックアウトしました。
全く見ていなかったホテル周辺をちょっとだけ歩いて、午前10時発のSKYBUSに乗り空港へ。割と混んでいます。
空港には20分強で到着です。
往路はもっと時間がかかったはずなので「早かったなぁ」と考えていたら、あっ昨日は降りるべきところで降りなかったから時間がかかったんだ。笑
バスは最初に国内線ターミナルへ。
そこから少し離れたところにある国際線ターミナルへ到着しました。
国際線ターミナルへ到着
オークランド国際空港について
あまり大きな空港ではありませんので、見取り図を作ってみました。
見取り図の下の方にバスが到着し、そこから上の方に歩いて行くと、自動チェックイン機があります。そこでボーディング・チケットを発券し、エスカレータで上のフロアに移動し、出国手続きに進みます。
国際線ターミナル1階見取り図
ターミナルに入るとすぐにこの掲示板が目につきます。そのまま右方向(Check-in A-D)に進みます。
しばらく進むとニュージーランド航空のカウンターの場所に。その手前に自動チェックイン機の入口があります。
出発は午後1時です。
まだまだ時間があるので、出国審査が行われる上のフロアへ移動。でも出国するのではなく、ここにお店やコーヒー・ショップが並んでいるので、時間潰しをするためです。
エスカレーターを上がってすぐに目についたのが、”All Blacks”のお店。
ラグビー、面白いですよね。だからと言ってユニフォームを買うほどコアなファンでもないので、マグカップを一つ買ってみました。SFC修行の最後に自分へのお土産です。笑
それから”Blue Marble Lane”というオープン・カフェで、コーヒーを注文・・・が、「ホットコーヒー」という単語がなかなか伝わりませんでした。汗
ゆっくり目にコーヒーを飲み、午前11時過ぎにカフェを出て、出国することに。
出国
オークランド国際空港は、今いる2階を”first floor”(1階は”ground floor”)と呼び、”first floor”から出国手続きを行います。
私は出国手続きのために一旦、1階へ降ります。
なぜならニュージーランド航空のプレミアム・チェックインを利用させてもらえるからです!それが先ほどの自動チェックイン機の右隣にあるんです。ここを利用出来る人は発券したらすぐにそこへ向かうからでしょうね。
中に入ったところは、奥の方には応接セットがありますが、そこ以外は入口の豪華そうな雰囲気と違って装飾など何もない殺風景なスペースでした。
担当の方が近寄って来て、ボーディング・チケットを確認して”EXPRESS LANE”というシールを貼ってくれました。それからエレベーターで2階に上がります。
エレベーターが開いたところも何もないスペースです。”International departure”から、細長い通路になっていました。
左側は壁ではなく格子状の仕切りになっていてその向こう側が見えます。たくさんの人がつづら折りになって出国審査の列に並んでいました。
その通路の出口で出国審査待ちの方々と合流です(”EXPRESS LANE”専用の自動出国機です)。
私がSFCを目指す理由がこれです。
ここで他のお客さんと合流。それでも手前2つの自動認識機はプレミアム・チェックイン専用
出国は日本では保安検査所が先ですが、出国審査と保安検査の順で通過し、無事出国。
ここから通路の左右に”The Loop Duty Free”という免税店のエリアです。
シンガポール往復で職場のお土産用に好評だったチョコレート(マカデミアナッツやキットカットなどなど)を手提げ袋いっぱいに買って、さらに往路で飲んでお美味しかったワイン、ピノ・ノワールを3本(免税範囲内ですね)購入。
店員さんに「ピノ・ノワールはどこにありますか」とワインがたくさん並ぶ場所で聞いたら、棚一列を指さされました。色々な種類があるそうです。
店員さんに「ポピュラーなやつ」と言って選んでもらいました。店員さんは「これが一番売れている」というものを指さしましたので、何も考えずそれを買って帰りました。銘柄?知らん!
・・・今、レシートを見たら"SOHO McQueen Pinor Noir"と書いてありました。
ということで背中にリュック、両手にチョコとワインの入った手提げ袋を抱えて、ニュージーランド航空のラウンジに向かいます。
どこにあるか分からず、”Premium Lounge”と書かれた表示板があったので「違うよな?」と思いつつ行ってみました。エスカレーターを上がると、このフロアはカード会社のラウンジが並んでいるところでした。ビジネス・クラスにアップグレード出来ていなければ、ダイナースで利用できる、ここ”strata Lounge”に来ていたはずです。
ニュージーランド航空のラウンジ
strata Loungeでも良いのですが、せっかくアップグレード(←浮かれてる)でニュージーランド航空のラウンジが利用出来るという事なので探すことに。結局かなり行き過ぎていました。
先ほどワインやチョコレートを買った免税店を過ぎたところに、狭い横道があり、そこがラウンジに繋がる通路になっていたのです。
通路を突き当たりまで来ると、エスカレーターが。

エスカレーターを上がって行くと滑走路がよく見えます。
狭い通路を抜け、エスカレーターを上がると、ありました!壁に”AIR NEW ZEALAND”の文字とスター・アライアンス・ゴールドのロゴが!
ラウンジの中はかなり広いです。写真の真ん中に柱が見えますが、ちょうどその後ろにラウンジの入口があります。そして自分の後ろ側には90度曲がって(「L字型」ということですね)同様の広さがあり、そちらには滑走路の方を向いたカウチ席などもあります。
真ん中の柱の右側に受付らしきものが見えるのはインフォメーション・デスクです。そしてさらにその右にトイレとシャワー室があります。
左側の柱の横にあるのはバー・カウンター。フード・コーナーは右端の大理石の衝立の右にあります。
私はL字型を曲がった奥の方に陣取り、少しのサンドイッチとカット・フルーツ、炭酸飲料のシュワプスをいただきました。
ここで1時間に足りないくらいを過ごさせていただき、12時15分にゲートに向かいました。
最後のお店、免税店を通り抜けたあたりからが、ゲート・フロアです。それぞれのゲートはエスカレーターを降りたフロアにあります。1番から10番までで、私は6番ゲートを利用することになります。
帰り際、受付の方に写真を撮らせていただきました。
エスカレーターを降りたところ、すぐに6番ゲートがありました。
搭乗開始は12時15分ですから、すでに乗客はほとんどいません。それって早過ぎません?出発は午後1時ですよ?だからまだ若干の人が塔乗しないで残っています。
ニュージーランド航空ビジネス・クラス
ゲートを通過して搭乗。左側に進むと最初がプレミアム・エコノミー、その前がビジネス・クラスのエリアになっていました。
座席は1列1-1-1という余裕の配列で6列あります。それぞれ正面を向いているのではなく少し斜めを向いたヘリンボーン・タイプです。
座席は6A。一番後ろです。
私の席が通路からプレミアム・エコノミー側から丸見え。アップグレーですから仕方ないですかね。もっともしばらくしたら仕切りのカーテンを閉めてくださいました。
座席のシートピッチはANAと比べて差があるようですが、それほど大きく感じません。しかしプライベート感はもちろんですが、座席が斜めに向いているため、通路に向いて前方の視界を遮るものがなく開放感が感じられます。
アメニティ
プレミアム・エコノミー・クラスにもアメニティがあったくらいですから、当然ビジネス・クラスにもあります。
ポーチは先のものより一回り大きいサイズになっています。
当然、歯ブラシとリップ・バーム。耳栓とペンまでは同じもの。
靴下とアイ・マスクは色違いのものになっています。さらにマウス・ウォッシュとハンド・クリームがついていました。
挨拶とウェルカム・ドリンク
出発前に男性CAさんがご挨拶と昼食のオーダーを取りに来られました。
私の名前は発音しづらいらしく、何度も言い直しおられましたが、それ以降、名前を呼ばれることはありませんでした。笑
その後、ウェルカム・ドリンクを持って来てくださったのでシャンパンをいただきました。やはりフルート・グラスが普通ですよね。
スナックは中国国際航空もANAも袋に入ったものをそのまま出されましたが、ニュージーランド航空ではシャンパン2杯目の時にナッツをお皿に入れて持って来てくださいました。
昼食
離陸して1時間経たないくらいで昼食になりました。
オーダーを取っていただいた時に、メインのところで男性CAさんがビーフを「ニュージーランド・スタイル」と仰っていたのを面白そうと思い、「それ」にしてみました。
何れにしても、その国に行ったらその国らしいものを食べたいと思っているのですが、ニュージーランドではその機会がなかったので、最後にちょっとその希望に引っかかることが出来るかなという思いもあります。
メニューはプレ・エコよりひと回り大きい
ああ、やっぱりビジネス・クラスの食事は違うなと思ったのが、パンが温められていることとバターが常温に戻してあるだろうということです。スッとナイフが入ります。
さらにパンはたまたま選んだだけですが、オリーブ・オイルが沁み込ませてあります。別途醤油差しに入ったオリーブ・オイルもいただけます。
前菜はチキンにしました。
エコノミー・クラスの食事ほどではないけど、やはり自分には味が濃い目かなという気がします。ジジいだからじゃないぞ。でも十分美味しいです。量は多いけど。
自分は食べ物にほとんど興味がないので、メインのビーフの何が「ニュージーランド・スタイル」なのか分からなかったけど、ニュージーランド産の牛肉です。メニューに書いてある。
最後はさっぱりしたかったのでアイスクリーム。
これ昼食です。量が多い・・・。
夕食も同様に「ニュージーランド・スタイル」と言われたラム肉をいただきました。やっぱり分からん。
お昼寝
せっかくフルフラットになるのでお昼寝します。
でもなぜかシートが倒れていきません。故障???
仕方なくCAさんに来ていただいて「どうやってシートを倒すのか」と聞いたら、ベッドメイクしてくださいました。
まず間違っていたのは、中国国際航空もANAも座っている座面が前にずれていき、背もたれが後ろに倒れていきますが、ニュージーランド航空のそれは、座面はそのままで背もたれを前に倒して、背もたれの裏面をベッド面として使用するスタイルでした。
さらに椅子の後ろにサンドバッグみたいなものがあるなと思っていたら、その中に寝具が入っていました。そこから取り出すわけですからベッドメイクはCAさんがやってくださることが前提のようです(でもモニターでの紹介は「助けが必要ならお手伝いします」とのこと)。
ニュージーランド航空も「毛布が薄いなぁ」と思っていたのですが、背もたれそのものが暖かくなっていきます。素晴らしい!
おかげで昼寝のつもりが結構ガッツリ寝てしまいました。
夕食もそれなりに美味しくいただき、あっという間に成田空港に到着です。
日本時間の午後7時55分、予定通り到着です。
今回はニュージーランド航空を利用しましたが、往路のプレミアム・エコノミーと復路のビジネス・クラス、座席そのものも、サービスも大変良かったです。機会があれば、ぜひまた利用したいと思います。
入国審査へ
入国に向かう通路を通っている時は、「この時間はさすがに人が少ないなぁ」と思っていましたが、入国審査に近づくにつれ、やはり人は増えていきます。
パスポート・スキャンと顔写真撮影による入国審査も終え、バゲージ・クレインの前を通過し、税関へ。
自ら「お酒3本買いましたけど」と、かまってもらおうと思ったら「普通サイズでしょ。大丈夫ですよ」と相手にされません。
そのまま出口を通過し、SFC修行は終了です。
成田空港から自宅までの高速道路は雪も全くなくなっていて、無事帰宅できました。
プレミアム・ポイント
ボーディング・チケットを発券する時に「マイルをANAで貯める」指定をしたため、オークランドに滞在している間に、プレミアム・ポイントが手続きなしに加算されていました。
往路分で5万ポイント達成です。翌日には復路分も加算されました。
そして4月2日、待望のプラチナ・ステイタスに到着したメッセージも表示されました。
とりあえず目標は達成です。
次の目標は今年中に、プレミアム・ポイントをANA便であと8000ポイント積み増すこと。
さらにわが子とオーランドに行く約束を、なんとか今年中に果たすことです。
感謝と決意
これまでお読みいただきありがとうございました。
ブログは最初、皆様に読んでいただくことを前提に、自分の記録として始めました。ただ、わが子とオーランドへ行く約束を果たすため、後に引けないよう、このまま続けていくつもりです。
まとめも書いておきたいし。
引き続きよろしくお願いいたします。