その09 SFC修行2（1月2日、広島から羽田、そのまま沖縄往復へ）
1月2日午前7時40分少し前、広島では慌ただしく飛行機に乗り込みました。
SKIPなのでカウンターで搭乗券を発券してもらう必要がなく、スマホのバーコードをかざすだけで、そのまま保安検査や搭乗口に行けるのは便利ですね。・・・次回の修行で、これでとんだ目に逢うのですが。
プレミアム・シート
今回はプレミアム・ポイントの関係で、プレミアム・シートを予約しました。
広島は飛行機に乗っている時間が1時間半程度と、あまり長い時間ではないので仕事ならいざ知らず、普段は自費で広島路線にプレミアム・シートなんて、まず乗りません。いや、他でも乗らないけど。笑
プレミアム・シートは、皆さんすでに着席されています。一番最後の搭乗でした。
プレミアム・シートのメリットの一つは優先搭乗だから、先に登場しておられて当然かもしれません。
結局、ANAラウンジの使用や優先搭乗というプレミアム・シートのメリットを使うことなく、搭乗待ちの列がなくなるまで待っている、いつもと変わりませんでした。笑。
私がSFC修行をすることにした理由の一つである「専用保安検査所」の利用は・・・。
広島空港には航空会社やアライアンス専用の保安検査所はありません。行けばその理由は分かります。笑。
席に着くと、CAさんがご挨拶に来てくださいます。
しかし、慣れていない私はどう返答をしていいか分かりません。
「どうも」
「よろしくお願いします」
以外に気の利いた返答が出来ればいいのですが、あいにく機転の利くジジいではありません。悪しからず。
上着はダウンなので「お預かりしましょうか」とのお言葉も「いえ、結構です」とお断りしました。シワがついて困ることも、コートのように丈が長いものでもありませんしね。
そのあたりも、乗り慣れていない感が出ていたと思います。
席は一番前。
やはり普段乗り慣れた普通席よりも横幅に余裕があります。シート・ピッチも最前列でしたので、「特に」広くなっています。
ジジいのくせにじっとしていられず、よく足の組み直しをしたがるので、横幅も座席間も広いのはさすがにありがたい。
機内食があまり好きじゃない
朝は早かったのですが、まだ正月なので実家で雑煮を食べて来ました。
よって機内サービスの食事はいただきません。というより機内食があまり好きではありません。
少なくともエコノミーや国内の普通席に出てくる、一つのトレーにのった食事が昔から好きではありません。
どこの航空会社でも！です。
最大の理由は味が濃いことです。
「ジジいだから薄味好みなのだろう」ということではなく、味が濃いことは昔からそう思っています。
そこに持ってきてフライものの油がベチャっとしたり、ご飯も同様だったりします。
よほど味にこだわる人が「機内食楽しみ」なんていうのを聞くと、「デザートは別腹」ならぬ「機内食は別腹」？、機内食には何か魔法がかかっているのか？と思いたくなります。
今回のプレミアム・シート用の食事は「プレミアム御膳」といって、有名な料理人の方に依頼して作っていただいているようで、普通席の食事とは違っています。幕内風にご飯が分かれています。
味の方はどうなんだろう？あたまから拒否しないで食べてみればよかったかもしれません。
沖縄往復
慌ただしく乗り込んだ飛行機も、午前9時、定刻通り何事もなかったかのように羽田に到着しました。
次は沖縄往復ですが、乗り継ぎせず、一旦外に出ます。
次の私が乗る羽田発の沖縄行きは午前10時25分なので、少し時間があります。乗り継ぎをしても普通席ですからANAラウンジが使えるわけでもなく、ゲート近くの椅子に座って、ボーっと待つだけの状態になってしまいますので。
当日キャンセル待ちを申し込む
今回は暇つぶしついでに、荷物を預けてみました。
ブログ「その04 SFC修行は飛行機搭乗のスタイル（装い）から始める」でも書きましたが、SFC修行はリュック一つで移動する予定です。しかし今日は帰省ということもあり、普通の旅行用カバンを持って来ましたので。
さらに荷物を預けるために並んでいた時に「そうだ、プレミアム・シートの当日キャンセル待ちを申し込んでみよう」と思い立ちます。ネットで事前キャンセルを申し込んでおきましたがダメ。この時点でもう可能性はないと思っていたんですけどね。
保安検査所を通り、63ゲートへ行き、キャンセル待ちをお願いします。
そこで整理券なるものをいただきました（ごめんなさい。使わなかったら返してくれと言われていましたが、お返しするのを忘れていました）。
当日キャンセル待ちなるものが初めての経験ですから、当然整理券をいただくのも初めてです。
なになに？種別Bの5番？
種別Bって何？っと説明書きを見ると、
S＝ダイアモンド会員
A=プラチナ会員、SFC会員、スターアライアンス・ゴールド会員
B=一般
C=その他
・・・これは完全に無理ですね。笑
種別SやAの人がキャンセル待ちをしていないわけがありません。
さすがお正月。
ましてや同じB=一般で5人目です。この順番だと、この便に乗る予定の沖縄行きの団体客が乗ったバスが空港に向かう途中、UFOに襲撃され到着しなかった。・・・なんてことがない限り、無理です。
気を取り直して、とりあえず搭乗まで少しだけ時間があるので、売店でコーヒーを買います。
まったりしながら「こういう時に、ラウンジに立ち寄れたら確かに便利かな？」などとコーヒーを飲みながら考えていたら、近くにカード会社のエアポート・ラウンジがあるのを思い出しました。
キャンセル待ちもゼロのようです。どうやらUFOの襲撃はなかった模様。
しかしこうなると、ラウンジの件やキャンセル待ちなど、自分の行動の要領の悪さ、悪あがきぶりにウンザリして来ます。
外はすこぶる晴天ですが、気持ちはどんより曇って来ます。
こういう時は気分転換と、いつもなら搭乗締め切りギリギリまで、ゲートから少し離れたくらいの椅子に座っているのですが、自分のグループ（グループ3）の時に並んで搭乗しました。
座席は50番台、後方の席を指定していました。
3列シートの窓側。シート・ピッチは広いとは言えないけど、全く問題ありません。というより座り慣れたシートです。笑
飛行機は離陸後の急上昇を終えて一定高度になったあたりで、朝早かったせいか、二度目の飛行機にも関わらず、再びあっという間に寝てしまいました。
1時間しないほどで一度目が覚めた時に下を見たら、ちょうど富士山を通過するところ。
富士山で起きるあたり、縁起がいいや。これを初夢と思うこととし、もう一度寝ることとします。夢ですから。笑
時刻は午後1時半。
ほとんど寝ている間に沖縄に到着しました。いい夢見ました。
空港に到着して預けた荷物をピックアップしているうちに、さらに午後2時近くになっています。
帰り便は午後３時20分出発。
1時間ちょっとでは、国際通りまで行ってみるのもキツい。
今回は、空港内で食事をしてお土産を買って、空港で時間潰しをすることにします。おおっ修行っぽい！
そこでソーキそばを食べるつもりで向かったのは4階にある「琉球村」。
20年近く前に沖縄を訪れた時にも、確かこの店はありました。
朝早く雑煮を食べただけで空腹気味だったので、そばとご飯がセットになった「キジムナー定食」をいただきました。
炭水化物、取りすぎですね。
味は、ソーキそばをあまり食べたことがないので、スタンダードがどんなものか分かりませんが、普通に美味しいです。ボリューム的にはジジいには、やはりちょっと多かったですが。
そのあとはお土産に「紅芋タルト」と「サーターアンダギー」を買って、旅行カバンに詰めます。もみじ饅頭と沖縄土産でパンパンになったカバンを再び空港のカウンターで預けていたら、それだけでいい時間になったので、今回もカード会社のラウンジに立ち寄らず、そのまま保安検査所へ。
ちょうど本日の羽田行きの35番搭乗口の手前に、ANAの受付カウンターがあり、そこでキャンセル待ちの人数が表示されていました。
1月2日のこの時は、羽田行きがS、A、Bで10人以上がキャンセル待ちをしていらっしゃいました。
帰省と重なっていますから、羽田行きの便だとなおさら無理ですね。
帰りの午後3時20分発のANA470便は、飛行機がスターウォーズのカラーリングです。映画ファンの私としては「ウォッ！」と、テンションが・・・上がりません。
写真は羽田に着いて撮影
ボディに「STAR WARS」と書いてあるだけで、一体何なんでしょうか？ヘッドレスト・カバーが機体と同じデザインであることと、離陸する時のアナウンスの前に、R2-D2の声？が流れるだけで、別にC-3POがコーヒーを配ってくれるわけではありませんし、R2-D2が操縦補佐をするわけでもありません。あれは何？
と疑問について考えている間に、午後6時前に無事に羽田に到着しました。
預けておいた荷物を受け取り、帰宅の途に着きます。
広島の実家を出てから12時間以上。
お疲れ様でした。
初のプレミアム・ポイント
プレミアム・ポイントがついているか確認したくて、日付が変わった1月3日午前1時前にスマホのANAアプリを開くと、沖縄普通席往復分2,952ポイントが付与されていました。
最初に乗った広島片道分が付与されていません。
「片道分は対象外？」
なんて考えながら再度、アプリを開いてみると、ちゃんと付与されていました！
搭乗順とは限らないんですね。
